写真家・福島裕二が、俳優の川口紗弥加と共に、2021年9月30日より「川口紗弥加×福島裕二写真展-DISCLOSURE01-」を開催する。
展示場所は東京都渋谷区の「Atelier Y-恵比寿-」。会期は2021年9月30日(木)より10月10日(日)まで。10月4日(月)、10月7日(木)は休館日。入場料は無料。
本展では、福島裕二が川口紗弥加を2017年~2020年の間に撮影した作品を展示する。
SNSをきっかけに偶然、撮影に至った2017年、そして2019年、2020年と、三度の機会を重ねて撮影された作品群。「女性撮影のプロカメラマンとしての福島裕二が紐解いた被写体の魅力、レンズを通して人間と向き合うことの先に見えた景色」をまとめたという。
会場では図録や展示作品、記念グッズ、ポラロイドの販売も行われる。
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川口「全くの他人同士の、この一枚に至るまでという視点から楽しんでほしい」
川口紗弥加は1990年生まれ。高校時代にクラスメイトの撮影した映画に出演したことがきっかけで演技に興味を持ち、2012年に初舞台を踏む。ニューヨークの演劇学校に短期留学後、映画やTVドラマなどに出演してきた。2015年に写真家・Irwin Wongが監督したニッシンジャパンのショートムービー「最後の閃闘士」に出演。また、写真家・大村祐里子氏との出会いにより写真作品にも活動を広げるようになり、多数の媒体で被写体をつとめている。
展示に臨む川口、福島からのメッセージは、下記の通り。
川口「俳優として表現活動を始めて、9年目に、福島裕二さんという人間の内面を写し出す稀代の写真家に、開かれた私自身を展示していただけること、率直に、幸せだと感じています。福島さんが写真展のタイトルを委ねてくださり、この写真達は、曝け出された私自身に他ならない、という思いか ら『DISCLOSURE』と付けさせていただきました。会場のメインビジュアルは、最後の撮影(2020年末)からの一枚です。『全くの他人同士の、この一枚に至るまで』という視点からも楽しんでいただけたら嬉しいです」
福島「2017年~2020年で三度、彼女を撮影した。一度目は、偶然の巡り合わせだったが、撮影していて彼女の中に何かが芽生えた事を感じ、その時はポラロイドでも撮影させてもらい、数点、Webメディアで発表した。二度目は長かった髪の毛を切る節目の撮影をさせてもらった。三度目はお互いに『撮りたい、撮られたい』という想いを汲み取りながら撮影した。僕なり、本人なりのターニングポイントで撮ってきたもので、特に発表することを考えずに撮って来たものだが、三度目の撮影を終えて写真を見ながら、お互い、これは何かの形にしたいという漠然とした思いが湧いた。今まで撮った写真を振り返ると、たまたまなのか何故なのか、三度とも、同じ場所で撮られた写真であることに気付き、面白いと思った。時間軸の中の対比というのは、もしや自分達にしか分からないことかもしれないが、それも良いと思い、セレクトした写真たちです 」
福島裕二とは
長野県出身。写真家の上野勇氏に師事し1997年独立。2003年に写真事務所ハーベストタイムを設立。女性を主題とした撮影を得意とし、商業撮影や雑誌など多数の媒体にて活躍。
写真ギャラリー 「Atelier Y」を都内2か所(青山・恵比寿)で運営し、精力的に写真展を行っている。
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写真展会期情報
2021/9/30(木)~10/10(日)<アトリエY恵比寿>
東京都渋谷区東3-25-6 楠ビル2F
平日:15:00~21:00
土日祝:13:00~20:00入場料:無料
休館日:10/4(月)・10/7(木)
https://y-atelier-ebisu.themedia.jp/