せっかく撮った写真をモニター画面だけ見て満足していないだろうか? 写真にはプリントしないと見えてこないものがある。大容量エコタンク搭載のプリンター「エプソン EW-M973A3T」なら、印刷コストを気にせず、かつ高画質プリントを楽しむことができる。たくさんプリントして納得がいくまで作品を仕上げてみよう! 写真家の鹿野貴司さんが「EW-M973A3T」で実際にプリントしてみた。
■鹿野貴司さんが出演している「EW-M973A3T」のインフォメーション動画はこちら
実際のプリントを見ることでさまざまな気づきがある
この一年半で6つの写真展を行なうことができ、僕のコロナ禍はとにかくプリントばかりしていた気がする。展示作品のプリントもさることながら、その前に粗選びした作品をレタッチせずにA4でプリントしている。写真展では写真の組み合わせや並び順がとても重要なので、小さなプリントを使って実際に手を動かしていくのだ。モニター上でやるより直感的に作業ができ、見落としていた情報に気づいたり、新しいアイデアも生まれやすい。
大量のプリントをする僕にとって、エプソンの「EW-M973A3T」はエコタンク搭載で低印刷コストという点が魅力的なモデル。A3ノビ用紙対応の複合機とは思えないほどコンパクトで、3歳の息子に生活スペースを侵食されている身にはありがたい。
エプソン EW-M973A3T
低印刷コストだからたくさんプリントできる
エコタンク方式の採用で、インク切れを気にせずプリントできるのが「EW-M973A3T」の最大のアピールポイント。L判写真1枚で約7.6円とケタ違いの低印刷コストを実現している。インクボトルから補充するが、見るからにインク容量が多く、補充も簡単だ。
モニターで悩むより、たくさん刷って比べてみる
低印刷コストに加え、印刷スピードも十分速いので、気になる写真はどんどんプリントしたい。日ごろからたくさん刷ることで気づくことは多い。レタッチやトリミングで迷ったときは、思いついたパターンをプリントして見比べたほうが早い。
大きくプリントすると見えてくることがある
A3ノビまでプリントできるので、お気に入りの作品を大きくプリントしてみよう。拡大することで見えてくる要素や生まれてくる迫力など、小さなプリントとはまったく違う発見や感動がある。
写真展で展示できるクオリティのプリントを自宅で
インクは染料を基本にしながら、顔料マットブラックを加えることで、紙質を選ばず高画質でプリントできることも重要なポイントだ。高光沢な写真用紙とマットなファインアート紙という相反する紙質で、どちらも写真展での展示に使えるレベルのプリントができた。写真を趣味にしているのなら、撮った写真をどんどんプリントして、自宅写真展や手作りの写真集を編んでみるのもいい。自分の写真を別の角度から見返すことで、撮影の腕が上がるはずだ。
作品プリントに便利な「Epson Print Layout」
「Epson Print Layout」にはモノクロプリントを繊細に作り出す機能が搭載され、調子を細かく調整できるほか、プリントの色調もパラメーターで設定できる。赤みを加えて温黒調にしたり、青みで冷黒調にするといったことが可能だ。
余白はプリントの印象に大きく影響する
プリントの印象を大きく左右するのが余白の幅。レタッチソフトで設定するには計算が必要だが、「EpsonPrint Layout」なら直接プレビュー画像を操作したり、数値を入力して変更できる。額装したり台紙に収めるときにも重宝する。
仕上がった作品は額装して飾ろう! 次はコンテストに挑戦してみる?
モノクロプリントが美しく仕上がる
染料インク中心の構成ながら、顔料インクが得意とされていたモノクロプリントも美しい仕上がり。意図せず発生する色転びが少なく、「Epson Print Layout」を活用することで理想のトーンへ追い込むことができる。
カラー作品をプリントで鮮やかに再現
「EW-M973A3T」は、鮮やかな光沢感を生み出す5色染料に、顔料マットブラックをプラスした「ClearChrome K2 Plus インク」を採用。カラーインクによる広い色再現性とマットブラックによる豊かな階調性を、高い次元で融合させている。
写真用紙にもこだわりたい
用紙を選ばないのも「EW-M973A3T」の特徴。これを生かさない手はない。鮮やかさやメリハリのあるカラープリントなら「写真用紙クリスピア」、豊かなトーンのモノクロプリントなら「Velvet Fine Art Paper」がオススメだ。
手差しストレート給紙で厚い紙にも対応
背面から給紙を行なうことができ、厚さ1.3mmまでのアート紙にも対応している。作品以外にも、お店のPOP やメニューを作成したり、ペーパークラフトを印刷するなど、いろいろな用途がありそうだ。
額装することでさらに完成度が上がる
お気に入りの写真は額装して飾ってみよう。生活空間に自分が撮った写真が加わることで、撮影の意欲がアップするほか、目が養われる効果もある。また、仕上げにこだわってプリントする経験は、コンテストに応募するときなどにも役立つ。
家族と楽しくプリントしよう!
モニターやスマホ、タブレットで見る写真は、1枚ずつを個人で楽しむという感覚が強い。しかしプリントすれば並べて大勢で囲んで鑑賞することができる。さらに保存や閲覧という面では、紙にプリントすることのアドバンテージは大きい。小さな子どもとのコミュニケーションツールとしても最適だ。
「EW-M973A3T」は、スマートフォンからWi-Fi経由で簡単にプリントができ、これがまさにゲーム感覚。プリントにはみんなで鑑賞して笑ったり語り合えるというメリットもある。ぜひ家族全員で楽しく活用してほしい。
スマホなどから簡単にプリントできる
スマホやタブレットとの接続も簡単。アプリ「Epson Smart Panel」を使えば、本体電源のオンオフから実際のプリント、インク残量の確認までスマホ上で可能だ。
スキャンやコピー、文書印刷などにも便利
複合機であることを忘れてしまうくらいコンパクトだが、しっかりとスキャナーを内蔵。カラーコピーも手軽にできるし、文書の印刷も見やすい。息子が保育園でお絵描きした作品を拡大コピーしてみた。
■エプソン「EW-M973A3T」の詳しい情報は →こちら
〈協力〉エプソン販売株式会社