透明に近いプラスチック製の「背当て」が2か所。カメラを装着する際にはこれを引き起こして、カメラ背面の下部に接するようにする。
基本的にボクは”手持ち撮影派”だけど、比較作例の撮影(当然、仕事で)や、泊りがけの撮影旅行などでは、やはり三脚を持参することになる。現在(割と長年)使っている三脚は「ジッツォのカーボン製4段三脚+ベルボンの自由雲台」という組み合わせで、これはけっこう満足感が高い。
…だけど、不満に感じているのが、カメラを縦に構えた際の”自重による座面のズレ”。いや〜、これには苦労させられたヨ。
そんな事を考えながら、カメラ量販店の三脚コーナーをぶらついていたら、クイックシュー用のシュープレート『ベルボン QRA-35L』が目に入ってきた。ああ、現在のクイックシュータイプの雲台だと、ズレ(緩み)を防ぐ背当てが内蔵されたこういう製品も使えるからイイよねぇ…と、羨ましそうに眺めていた。高校生か?(笑)
もちろん、ボクが使っているジッツォのカーボン製4段三脚でも、このシュープレートを採用する自由雲台(QHD-73Qとか)を買えば”ズレ問題”は解決しそうだけど、今使っている自由雲台もそれ自体は問題ないんだよなぁ。う〜ん、どうしようかナ…。QHD-73Qに採用されてるシュープレート「QRA-35L」が、ボクの自由雲台(QHD-72Q)に使えたらイイんだけどねぇ。
えっ、QHD-72Qにも使えるの!? しかも、このプレートは単品でも販売してる、と。だったら、プレートだけ欲しいなぁ〜。この店に在庫ある? ひとつだけ…あ、2枚、2枚!? じゃあ2個買います。欠かせないですよね〜(以上、こんな感じで店員とやりとり)。
いや〜、この三脚アクセサリーの導入により、縦に構えた際の”ズレ”の心配がなくなって快適ですわ。ちなみに、シュープレートが2枚あると、カメラボディとレンズ三脚座の両方に装着しておけるし、複数のボディを使う(カメラの比較撮影などで)際にも便利なのよ。
右は、ボクの自由雲台(QHD-72Q)に付属しているシュープレート。左の「QRA-35L」と比べるとかなり幅が違うが、どちらも問題なく使用できる。
こういった状況だと、レンズの重さなどにより、徐々にカメラがズレて下に向いてくる。だが、このシュープレートを使用すれば、下側の「背当て」がストッパーの役割を果たし、そのズレを防いでくれる(カメラの背面の形状によっては機能しない場合があるかも。まあ、ボクは今のところ問題ないけど)。