ソニーは、電波式ワイヤレス通信対応の大光量ストロボ「HVL-F60RM2」「HVL-F46RM」を2021年12月17日に発売する。
■長時間撮影が可能
「HVL-F60RM2」「HVL-F46RM」は、ともに発光アルゴリズムを最適化することでオーバーヒートが起こりにくく、長時間の撮影が可能。「HVL-F46RM」は発光間隔2.0秒で最大発光回数320回、「HVL-F46RM」は10枚/秒で最大60回の連続撮影に対応 (光量レベル1/32、ニッケル水素電池使用時)。赤外光では届きにくいシーンの撮影時も安定した通信が可能な電波式ワイヤレス通信に対応し、最大5グループ、計15台の対応ストロボやレシーバーと接続して、多灯での光量比の制御が可能となっている。
■全方向の衝撃に強い堅牢性
ソニー独自の回転ヘッドメカニズム「クイックシフトバウンス」を搭載し、柔軟で迅速な操作と正確な照明コントロールが可能。全方向の衝撃に強い「サイドフレーム補強構造金属シュー」を搭載することで堅牢性が向上した。ロックレバーに連動して昇降するカバーを装備し、防塵・防滴に配慮した設計となっている。
■カメラとの連携も強化
対応するカメラ側からの操作や、カメラ側の顔検出と連携した発光の制御、ストロボからの色温度情報に基づくホワイトバランスの自動補正なども可能になっている。
「α1」との組み合わせでは、「α1」のデュアル駆動式シャッターを使用した最大1/400秒のシャッタースピードに同調。さらにカメラの電子シャッター使用時のサイレント撮影と組み合わせた無音でのストロボ撮影も実現する。
「α7 IV」との組み合わせでは、Loに加えてMid、Hi連続撮影モードで、コマごとにP-TTLフラッシュ制御測光が可能。発光までのタイムラグが従来よりも短くなり、被写体の一瞬の表情や動きを捉えることができる。
HVL-F60RM2
最大ガイドナンバー60で、焦点距離20〜200mmの照射角度をカバー。ワイドパネル使用時は焦点距離14mmに対応。発光アルゴリズムを最適化することでオーバーヒート耐性を備え、10枚/秒で最大200回の連続撮影に対応する (光量レベル1/32、ニッケル水素電池使用時)。新設計により、意図しないバウンス角度変化を防止する。希望小売価格は66,000円 (税込)。
最大ガイドナンバー : 60 (照射角200mm、ISO100・m) 照射角 : AUTO/マニュアル (20〜200mm) ワイドパネル装着時14mmレンズの画角をカバー 発光間隔 : 約0.1〜2.5秒 (アルカリ電池)、0.1〜1.7秒 (ニッケル水素電池) 発光回数 : 約160回以上 (アルカリ電池)、240回以上 (ニッケル水素電池) 閃光時間 : 約2.8ms以内 (1/1マニュアル発光時) 色温度 : 約5500K バウンス角度 : 上150°、下8°、左右90° 動作モード : TTL、MANUAL、MULTI 外寸 : 約W78.1×H143.1×D104.6mm 質量 : 439ｇ (本体のみ) 電源 : 単3形アルカリ乾電池 / 単3形ニッケル水素電池 4本 付属品 : 端子保護キャップ、ミニスタンド、ケース、バウンスアダプター、カラーフィルター (アンバー、グリーン)、ポーチ
HVL-F46RM
最大ガイドナンバー46で、24〜105mmの照射角をカバー。ワイドパネル使用時は焦点距離15mmに対応する。10枚/秒で最大60回の連続撮影に対応。希望小売価格は47,300円 (税込)。
最大ガイドナンバー : 46 (照射角105mm、ISO100・m) 照射角 : AUTO/マニュアル (24〜105mm) ワイドパネル装着時15mmレンズの画角をカバー 発光間隔 : 約0.1〜2.5秒 (アルカリ電池)、0.1〜2.0秒 (ニッケル水素電池) 発光回数 : 約240回以上 (アルカリ電池)、320回以上 (ニッケル水素電池) 閃光時間 : 約1.7ms以内 (1/1マニュアル発光時) 色温度 : 約5500K バウンス角度 : 上150°、下8°、左右180° 動作モード : TTL、MANUAL、MULTI 外寸 : 約W69.4×H114.7×D88.9mm 質量 : 308ｇ (本体のみ) 電源 : 単3形アルカリ乾電池 / 単3形ニッケル水素電池 4本 付属品 : 端子保護キャップ、ミニスタンド、キャリングケース
先行展示
2021年12月7日より、ソニーショールーム/ソニーストア銀座、ソニーストア札幌、ソニーストア名古屋、ソニーストア大阪、ソニーストア福岡天神にて先行展示を実施中。