焦点工房は、中一光学のマウントアダプター「Lens Turbo II」ニコンZマウント用を2021年12月14日に発売した。レデューサーレンズを搭載し、ニコンZシリーズのAPS-CミラーレスカメラボディにニコンF、キヤノンEF、M42マウントのレンズをそれぞれ装着可能にする。希望小売価格はいずれも19,800円 (税込)。
■レデューサーレンズとは?
Lens Turbo II (レンズターボ2) シリーズは、レデューサー (縮小光学系) レンズを搭載したマウント変換アダプター。ミラーレスカメラのAPS-Cセンサーに最適化したことにより、初代「Lens Turbo」よりも周辺部の画質が向上した。
レデューサーレンズは3群4枚構成で、焦点距離を0.726倍に縮小し、レンズ本来の画角に近い撮影ができる。また、レデューサーレンズの集光効果により、F値が1段分明るくなるため、シャッタースピードを1段分速くすることが可能になる。
レデューサーレンズの位置は微調整できるので、装着レンズの後玉とアダプターの干渉を軽減することも可能。ただし、位置を調整すると無限遠撮影ができなくなる場合がある。
Lens Turbo II N/G-NZ
ニコンFマウント (Gタイプ対応) レンズをニコンZマウントのAPS-Cミラーレスカメラボディに装着できる。
Lens Turbo II EF-NZ
キヤノンEFマウントレンズをニコンZマウントのAPS-Cミラーレスカメラボディに装着できる。
Lens Turbo II M42-NZ
M42マウントレンズをニコンZマウントのAPS-Cミラーレスカメラボディに装着できる。