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一眼カメラでの動画撮影になぜ外付SSDが必要なのか? 製作現場がNextorageのSSDを選んだ理由とは

ATOMOS社の「AtomX SSDmini 規格」に準拠した小型のSSDが、2021年11月30日に発売されたNextorageの「AtomX SSDmini NPS-ASシリーズ」だ。外部モニターでありながらレコーダーでもあるATOMOS製品に対応した意味はどういうものなのか。映像製作者が求めるクオリティや操作性、一眼ムービーの課題など、今どんなメディアが求められているのかをATOMOS JAPANの伊藤祐二社長と映像ディレクターの曽根隼人さんにうかがった。

ATOMOS「NINJA V+ & Nextorage AtomX SSDmini NPS-AS
ATOMOS「NINJA V+」の背面に装着した Nextorage「AtomX SSDmini NPS-AS」。

カメラ機能を補完するATOMOS製品

── ATOMOSの製品にはどんな特徴があるんでしょうか?

伊藤 ATOMOSの製品は、カメラが理想とする機能や性能を補完するポジションにある製品だと思っています。一つは外部記録することで、長時間の収録ができることです。もう一つはモニターとしての機能。カメラの小さいモニターやファインダーでフォーカスを合わせるのはなかなか大変で、ピントを確認するためのものを何かしら付けたくなるんですよね。5インチ、7インチあれば、画面の見え方も違ってきます。それと、高画質を損なわないデータを圧縮・変換するコーデックの機能があります。収録できる記録時間に制約がないこと、ピントをチェックするための外部ディスプレイとしての機能、そして収録後の編集等で、データを変換して扱いやすいものにする。ATOMOSの製品は、この3つのエッセンスを取り入れることで、カメラの機能を補完しています。言ってみれば、カメラとPC編集の間にあるすきま家具みたいなものです。本来ならこうした機能は、カメラに入っていればいいのになあと思いますし、今後カメラが取り入れていく可能性は十分にあります。

伊藤祐二さん
伊藤祐二さん
ATOMOS JAPAN、ATOMOSデザインの代表取締役社長。

 

曽根 この夏にテレビドラマの撮影をしていて、2カメ体制だったので、監督モニターとして7インチの「SHOGUN 7」を2台並べてプレビューしていました。手元のモニターで、収録もしながらプレビューできてしまうのは、めちゃくちゃありがたかったですね。手持ちのカメラに「SHOGUN 7」を付けて使うこともあります。自分でディレクターもやるしカメラマンもやるときは、このサイズですね。

曽根隼人さん
曽根隼人さん
Vook取締役CCO、映画制作サロン“FOLLOWING”代表を務める映像ディレクター (BABEL LABEL所属)。乃木坂46出演のオムニバスドラマ「乃木坂シネマズ~STORY of 46~」の監督&プロデューサー。NHK Eテレ「テクネ映像の教室」「うたテクネ」ではプロデューサー・ディレクターとして参加。世界三大広告の一つ「ONE SHOW」やアジア最大の広告祭「ADFEST」「SPIKES ASIA」をはじめ、多くの賞を受賞する。

 

伊藤 カメラにもよりますが、確認用に5インチだとちょっと足りないという人が多いかもしれない。シネマ収録では、7インチを使っている人は多いみたいです。

── ATOMOSの製品ラインナップを教えてください。

伊藤 現行のモデルだと録画機能を持たない5インチの「SHINOBI」と7インチの「SHINOBI 7」、記録再生・モニター機能を有する5インチの「NINJA」シリーズと7インチの「SHOGUN 7」、そして19インチの「SUMO19」があります。いずれも、HDRの表示が可能なモニターで、タッチパネルで操作できます。タッチパネル式じゃないタイプの「NEON」シリーズもあります。これは、17インチと24インチの2種類で、シネマ収録のオンセット等の現場で、カラーマッチングをするためのツールとして開発しました。日本人だったら絶対つけないようなユニークな商品名の由来は、創業者のジェロミー・ヤング氏、日本が大好きなオーストラリア人なんですが、彼の考案によるものです。

NINJA V+、SHIOGUN 7
「NINJA V+」(左) と「SHOGUN 7」(右)。

RAWデータを外部収録するメリットは?

ATOMOS NINJA V+ & Nextorage AtomX SSDmini NPS-AS + EOS R5
ATOMOS「NINJA V+」と「AtomX SSDmini NPS-AS」を装着した「EOS R5」。

RAWデータは命ほど大切、でもリスクの塊でもある

── RAWデータを外部収録することのメリットはなんでしょう?

伊藤 デジタルカメラの性能を最大限に引き出すにはどうしたらいいかということを考えると、外部に記録するというのがベストソリューションです。高圧縮で記録したビデオデータは、静止画と同様に動画でも編集の工程で非常に扱いにくく、画質も落としてしまいます。だから高画質をキープしながら編集の自由度を上げ、クリエイターが十分に表現力を上げるためには、非圧縮に近い状態で記録したいんです。この機能を、外部記録で実現できるようにしようということを目指して開発しました。

曽根 収録したRAWデータを外部に記録できるカメラは、あるにはあるんですが扱いづらいんですよね。それに比べて、日本のメーカーのカメラって安定性が抜群に良くて、めちゃくちゃ優秀だなと感じています。ただ、RAWで収録できないっていう点だけがネックで、ずっと使えなかった。RAWの収録さえできたら完璧と思えるようなカメラもあるんですけどね。そんな中で、「NINJA V」を使えばRAWデータを収録できるというのを知りました。バックアップが撮影時点で取れるというのは、救世主みたいに思えましたよ。

伊藤 動画の場合、バックアップは絶対に必要ですもんね。静止画の場合は撮影は一瞬ですけれど、動画はずーっと撮り続けるわけですから、撮り損じなどを考えると、静止画以上にバックアップの重要性は高いでしょうね。

曽根 そうなんですよ。大きい現場になると、バックアップを取る専門のスタッフがいたりしますが、小さい現場だとそういうわけにはいかない。だから外部モニターでバックアップが取れるのはいいですよ。僕らにとってデータは、命みたいに大切なものなのに、静電気がバチッてなっただけで飛んじゃうようなリスクの塊でしかないわけです。元々モニターは必要なものでもあるし、そこでバックアップが取れるんだったら言うことなしです。だから最初は、RAWデータを取るために導入するっていうよりも外部モニターでRAWデータが記録できる、そのデータがカメラの内部収録したものよりも扱いやすいということで使い始めたんです。

伊藤 静止画と同様に、「動画もRAWで撮りましょう!」と我々も言ってきているんです。1秒間に30コマ、60コマの静止画を連続撮影したものが動画となっているわけですから。動画から1枚の静止画データとして取り出してみると、解像度やセンサーの持っている能力から考えると、静止画の高圧縮したデータよりもRAW動画から切り出した静止画の方が明らかにいいんです。

曽根 映像クリエイターの間では、3〜4年前ぐらいからカラーコーディングやカラーグレーディングをやるのが流行り出したところがあって、そこで自分の色を出していくというように大きく流れが変わってきました。それからLogが使われるようになったんですけれど、やっぱりRAWデータがいいよねっていうので、何年か前から言われ始めるようになっています。RAWデータだとカラーグレーディングにも耐性が効くので。撮って出しのデータは使い物にならない感じになってきていました。

── RAWデータはカメラメーカーによって形式が異なりますよね?

伊藤 確かにRAWのフォーマットは、カメラメーカーによって違います。それをATOMOS製品が受けて、ProRes RAWという業界スタンダードなファイル形式でSSDに書き込んでいきます。ProRes RAWファイルにすることで、後段で編集もしやすい。そこから先は「Adobe Premiere Pro」や「Apple Final Cut Pro」で作業するというワークフローになっていくわけです。ビデオインターフェイスを大きく変更せずに外部収録できるようにするのが前提でしたから、各社のカメラでRAWデータの出力がサポートされるまで3年かかりました。ですからATOMOSの製品は、どちらかというと各社のいろいろな形式のRAWデータをコンバートし、スタンダードファイルに変換するための物といった感じになっているかもしれませんね。結果的に、ユーザーのメリットは出せているんじゃないかなと思っています。

曽根 今、カメラメーカーのライバルって「iPhone」なんじゃないかと思うんですよ。レンズも変えられるし、手軽に撮ってSNSにもすぐアップできる。RAWの撮影もできちゃう。それと違う絵を撮りたいと思ったら、ダイナミックレンジを広く取って、調整してといったことをしないと、「iPhone」以外のカメラで撮る意味がないんじゃないのかな。高圧縮で画質の悪い絵で撮ることに、あまり意味を感じなくなっています。

RAWのハードルを下げたい

── そもそも動画をRAWで撮る意味はなんでしょうか?

曽根 ダイナミックレンジの広さが一番大きいと思います。動画は静止画よりもダイナミックレンジがものすごく狭いですし、ライティングも状況によって思うようにできなかったりもするので、輝度差の大きいシーンは苦手です。Logも難しいですけどね。それに比べてRAWはシンプルでわかりやすいですよね。ほとんど圧縮していないというだけなので。以前はカメラを2台並べて撮った画像を合成したり、色々なソフトを試したりして、必死になっていい絵を撮ろうと思っていましたが、ようやく小さいデジタルカメラでも動画をRAWで撮影できるようになって、動画をまともに撮れるようになってきたと思います。

曽根隼人さん

伊藤 RAWってまだまだハードルが高いイメージがありますよね。そこをもっとハードルを下げて、気軽に使ってもらえるように訴求していかないといけないと感じています。

曽根 データが重いとか、編集機器が動かないっていうのがボトルネックでしたけど、今ではPCをはじめマシンのスペックが上がってきたので、それも解消されましたからね。それこそSSDといった大容量メディアがだいぶ普及してきたし、価格もこなれてきましたよね。

伊藤 PC接続でのHDDのRAIDも減りましたよね。以前は4TBとかになると、弁当箱みたいなRAIDを組んでいましたけど、SSDなら1枚で済ませられますからね。

曽根 環境がだいぶ整ってきましたよね。

動画収録にはコンスタントに安定して書き込みできるSSDが必要

AtomX CAST + AtomX SSDmini NPS-AS
ATOMOS「V/NINJA V+」用のライブスイッチャー&ストリーミング モジュール「AtomX CAST」に装着したNextorage「AtomX SSDmini NPS-AS」。

どんなSSDでも高画質の動画収録ができるわけではない

── メディアによって収録に影響が出るようなことはあるんでしょうか?

伊藤 4K/30pの動画だったら、市販されているだいたいのSSDで大丈夫です。ところが4K/60pとか、4K/120p、8K/30pになるとメディアを選びます。我々も検証しているんですが、4K/60pをクリアできていて推奨できるメディアとなると、そんなに種類はないんですよ。しかも、検証が終わった頃には廃番になっていたり、メーカーによっては同じモデル名だけど、中身の部品が変更され、実は別物というものもあったりして、我々の検証が追いつかないというのが実情です。

曽根 そうなんですね。

伊藤 これを見て欲しいんですけれど、「AtomX SSDmini NPS-ASシリーズ」を1秒ごとに全容量を2回計測したものなんですが、まったく速度落ちしていません。約500MB/秒の書き込み速度をキープできています。これがストンと落ちると映像記録が途切れてしまいます。4K/30pは300MB/秒くらい、4K/60pだと400MB/秒くらい出ていないと、書き込みがストップしてファイルが分割されてしまいます。動画収録では、これが大きな問題になってくるんですよ。SSDの一部分しか使わない短い記録時間であれば気が付かないかもしれませんが、ドキュメンタリーのように長回しのものだと必ず影響してきますね。

AtomX SSDmini NPS-ASシリーズ速度

曽根 確かにそうですね。僕らの感覚では、外部収録すると止まったり落ちたりすることがあるので、まだ本体収録がメインです。だから「ライブの外部収録はできない」っていう認識なんです。だけど4K/120pの外部収録で、もし止まらない・落ちないで収録ができるとなると、外部収録のデータをそのまま編集に使えちゃうわけだから、クオリティ的にもかなりメリットが大きいです。

伊藤 動画収録には、瞬間風速的に最大書き込み速度が速いメディアがいいわけじゃなくって、最初から最後までコンスタントに安定して書き込みができるかどうかがポイントです。ATOMOSとしては、そういうメディアが欲しかったのです。

6K/60pで収録するなら「AtomX SSDmini NPS-ASシリーズ」以外は考えられない

曽根 僕らが納品するのはだいたいHD/30pとか24pですが、収録は4K/120pでっていうのはすごくよくあるんですよ。スローが撮れる4K/120pだと、どれくらいの書き込み速度が必要になるんでしょう?

伊藤 4K/120pだと420MB/秒くらい。8K/30pになると450MB/秒くらいですかね。SATA IIIのインターフェイスは500MB/秒くらいが転送速度の限界なので、「AtomX SSDmini NPS-ASシリーズ」は、ほぼ限界の速度で安定して記録できています。なので、このあたりまでくると「AtomX SSDmini NPS-ASシリーズ」しか推奨できるメディアがないというのが正直なところです。

曽根 正直、一瞬でも落ちちゃうと編集には使えないので、僕らは今でも外部収録したデータはバックアップとしてしか扱っていませんでした。でも「AtomX SSDmini NPS-ASシリーズ」で収録すれば、そのデータは使えるってことですよね。

伊藤 我々としてもお客さんに「4K/120pの収録ができますよ」っていうアピールをしたいわけです。しかしそうなると、「どのメディアを使えばいいんですか?」という話になってくる。今回「AtomX SSDmini NPS-ASシリーズ」が登場したことで、やっと「これを使うと大丈夫ですよ!」って言えるようになったわけです。今後、カメラメーカーは8K動画や、さらにハイフレームレート収録を目指していきますよね。現在は、6K収録のケースも増えてきていて、「6K RAWで収録して、ダウンコンバートして4Kで出力する方がキレイですよ」というアピールをしています。しかしメディアのことを考えると、6K/60pは、データレートで言うと実は非常に厳しい条件になるというのが現実なんです。6K/60pで収録するならNextorageの「AtomX SSDmini NPS-ASシリーズ」以外に考えられません。

曽根 そうでしょうね。

伊藤 ほかのメディアメーカーにも「ビデオ記録向けに、シーケンシャル記録で安定したパフォーマンスで記録できるようにしてください」とお願いはしているんですが、なかなか対応してもらえないですね。結局、多くのSSDは、PCで使うことを目的に作られているので、ブロックサイズは小さく、ランダムアクセスが前提なので、小さいファイルを書き込んでいくならものすごく速いんですけど、動画のような大きいファイルをシーケンシャルに書いていくのには向いていないんです。

Nextorage AtomX SSDmini NPS-AS
ハンドルを装着した Nextorage「AtomX SSDmini NPS-AS」。

初期化しなくても書き込み速度が落ちない、これってすごいことです

伊藤 SSDに限らず、メディアにはある程度データを貯め込むことのできるキャッシュメモリがあるので、初速では書き込み速度を維持できているんですが、キャッシュメモリで貯め込める量を超えてしまうと、書き込み速度は極端に遅くなってしまいます。

── 先ほどのお話だと、書き込み速度が遅くなると止まってしまうこともありますよね。

伊藤 フォーマット (初期化) したばかりのメディアでは、順番にデータを書き込んでいくので本来の書き込み速度が出るんですが、フォーマットしないで2回目、3回目と書き込みを繰り返すと、空いているところを探して書き込んでいく (ランダムアクセス) ので、データが細切れになってアクセスタイムも遅くなります。しかし「AtomX SSDmini NPS-ASシリーズ」では、2回目以降でも初速のパフォーマンスで最後まで維持できている。これは、ファームウェアが工夫されているからできることです。結果、時間のかかるフォーマットをしなくてもいいんです。メディアに記録する際、アクセスパターンっていうのがあるんですが、ATOMOSレコーダーのアクセスパターンをちゃんと理解したうえで、メディアのファームウェアが開発されているから、できるんでしょうね。

高速プレビューできるのにも理由がある

曽根 ATOMOS製品を使っていて、ものすごく便利だなと思うのはプレビューなんです。収録したデータの途中の頭出しがものすごく速い。カメラだとこうはいかないんですが、なぜできるんですか?

伊藤 分かりやすく言えば、先読みして再生に必要な大きいデータをごっそり持ってくることができるからなんです。そこから再生を始めるので、素早いプレビューが可能になるんです。デジタルカメラのエンジンは、大きなデータを持ってくるだけのパワーがない。だから、どうしてもプレビューの開始に時間がかかってしまうんです。

曽根 そうなんですね。動画収録では、この瞬間のピントをチェックしたいとか、画面の周辺がどうなっているかとか、エキストラの動きなんかも割と見る方なので、モニターが大きいに越したことはないし、プレビューが速いのは便利なんですよ。カメラを止めてチェックするとなると、撮影全体がストップしてしまうので、バックアップデータでそれができるのはとても重宝しています。この操作性の良さはなかなか分かってもらえないかもしれませんが、スローで撮っていて「行き過ぎた、もう1回戻して」というようなときには、カメラだとずっと待っていないといけないので、とても助かるんです。

メディア容量は2時間程度収録できることが一つの目安

── 現在「AtomX SSDmini NPS-ASシリーズ」のラインナップは容量500GBと1TBですが、もっと大容量のメディアが欲しいといったリクエストはありますか?

伊藤 容量は、どのくらいの画質で撮るかによっても変わってきますが、2時間程度の撮影ができることが一つの目安です。従来の番組やムービーはたいてい2時間程度ですし、舞台やライブなどでも2時間以上になるものは途中で休憩が入るので、2時間撮影できればほぼ問題ないんです。

伊藤祐二さん

曽根 そうですよね、例えば2TBのメディアが1枚あるよりも500GBが4枚あった方が、安心感があります。1枚で何かあったら全部パーになっちゃうような状態は不安でしかないです。短いカット割りをするんだったら2時間も回さないし、メディアを替えている間にバックアップを取ることもできて、効率的に撮影できますから。今はそれ以上の容量は必要ないかな。

── カメラの方が、2時間の連続撮影ができないという機種もまだ多いですしね。

伊藤 「AtomX SSDmini NPS-ASシリーズ」のインターフェイスはSATA IIIですが、今後8K/60pなどが主流になって、大容量のメディアの需要が出てくれば、PCIe (PCI Express) の採用などと合わせて2TB、3TBといった高速で大容量のものが登場してくるでしょう。

── 普段あまり意識しないで使っているメディアですが、一眼ムービーの撮影では特に、メディア選びが重要なんだということが分かって、いろいろ考えさせられました。今日はありがとうございました。

Nextorage AtomX SSDmini NPS-ASシリーズ

Nextorage AtomX SSDmini NPS-ASシリーズ

ATOMOS製レコーダー専用のSSD。インターフェイスはSATA III。ATOMOS製レコーダーのアクセスパターンに特化した独自のファームウェアにより、完全消去 (初期化) することなく容量の最後まで安定したSSDの書き込み速度を維持する。ATOMOS 「NINJA V+」では、ProRes RAW HQの8K/30p、4K/120p記録を実現。ATOMOS検証ラボで認証を受けた唯一のAtomX SSDminiとなっている。最大読み出し速度は550MB/s、最大書き込み速度は500 MB/s、容量は500GBと1TBの2 種類で、いずれもオープン価格。

→ Nextorage AtomX SSDmini NPS-ASシリーズの詳しい情報はこちらをチェック!

 

〈協力〉Nextorage株式会社、ATOMOS JAPAN