オンライン単独開催となったカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2022」。リアル会場でのイベントは残念ながら中止になりましたが、会場イベントのみ出展予定だったメーカーも含めた「これをお見せするはずでした! 新製品トーク駅伝」がパシフィコ横浜からライブ配信されました。その中から、各社イチ押しの新製品をご紹介します。
【新東京物産】LEDライトを使いネガフィルムを簡単にデジタル化する便利なキット
KIPONをはじめ、海外のユニークな写真関連製品の輸入・販売を行う新東京物産の注目アイテムは、LEDライトを使って35mmフィルムのネガやポジをデジタル化する「JJC LED LIGHT SET FOR NEGATIVE COPYING」だ。
「JJC LED LIGHT SET FOR NEGATIVE COPYING」に同梱されるフィルムホルダーは、スライドマウント用 (写真左) と6コマのスリーブ用 (写真右) の2種類。いずれかに任意のネガやポジを挟み込む。
フィルムコピー時の光源はLEDライトボックス。電源はUSB給電 (Type-A) となっており、PCやモバイルバッテリーなどと接続して使用する。写真のように机などに直接置くほか、底部のネジ穴を利用して三脚に固定することができる。
フィルムホルダーをLEDライトボックスにセットしたら、LEDをオンにし、デジタルカメラで撮影する。
ネガやポジを撮影した画像データは、PCに取り込み、ネガポジ反転や色調の補正などを行い、必要に応じてトリミングすればデジタル化が完了する。
「JJC LED LIGHT SET FOR NEGATIVE COPYING」は、LEDライトボックス、調光スイッチ付きの電源ケーブル、2種類のフィルムホルダーがセットになっている。発売は2022年4月上旬の予定。想定価格は5,000円前後とのこと。
ブロワーとしても掃除機としても使える便利アイテム
参考出品として、カメラクリーニング用のブロアーなどを展開するVSGOブランドのポータブル電動クリーナーを紹介。エアダスターモードとバキュームモードの切り替えができ、ポータブル掃除機としても使える。
エアダスターモードでは、電動ブロワーとして、カメラボディやレンズのゴミを吹き飛ばすことができる。
カメラとLEDライトを内蔵した次世代の耳かき
ユニークなアイテムとしては、耳かきの先端にカメラとLEDライトを内蔵し、Wi-Fiで飛ばした映像をiPadなどで確認できる次世代耳かき「bebird スマートビジュアル イヤークリーナー」を詳しく解説。すでに量販店などで販売中だ。
「これをお見せするはずでした! 新製品トーク駅伝」はアーカイブ配信中。CP+2022公式サイトのプログラム → 2/23 (水) から視聴できます。