Cavalry Worksは、中国・AOKAブランドのコンパクトなカーボン三脚「トレッカー三脚 KN225C＋KB25」を2022年3月9日に発売した。希望小売価格は22,000円 (税込)。
AOKA (アオカ) は2010年に中国広東省で設立された三脚メーカー。2021年6月に日本上陸を果たし、トラベラー三脚、エクスプローラー三脚、動画撮影向けのシステマティック三脚、ミニ三脚の4タイプのカーボン三脚をシリーズ展開している。今回の新製品は、スタンダードモデルのトラベラー三脚よりもコンパクトでミニ三脚よりも全高の高い携帯性を重視したモデルで、「トレッカー三脚」と名付けられている。
「KN225C」は、最大パイプ径22mmの5段三脚で、フラッグシップ三脚と同様の10層カーボンファイバーを採用しており、しっかりとした作りとなっている。センターボールを下げた状態の全高は雲台込みで1,045mm、2段階伸縮のセンターポールを伸ばすと全高は1,390mmとなる。収納時は脚を180°開脚することで325mmとコンパクトになる。
センターポールを外し、付属のアダプターを使うと、150mmというローポジションでの撮影も可能。脚の先端の石突は金属製スパイクが装備されており、足場の悪いシーンでもしっかりと三脚を設置できる。なお、スパイク部をカバーするゴム製キャップが付属する。
雲台は小型のアルカスイス互換自由雲台「KB25」が付属。コンパクトなミラーレスカメラなどと組み合わせ、荷物を極力減らしたい登山やキャンプ、アウトドアシーンでの使用に最適な三脚と雲台のコンビとなっている。
AOKA KN225C＋KB25 主な仕様
全高 1,390mm (雲台込み)
最低高 150mm (雲台込み)
縮長 325mm
最大パイプ径 22mm
段数 5段
材質 10層カーボンファイバー
耐荷重 11kg
質量 1,000ｇ (脚 780ｇ、雲台 220ｇ)
付属品 アルカスイス互換自由雲台 KB25、専用ケース、開脚調整用レンチ、ローアングル用アダプター