焦点工房が、TECHART (テックアート) の電子マウントアダプター「TZG-01」を2022年4月1日に発売しました。コンタックスGマウントレンズをニコンZシリーズのカメラで使えるようになり、AF操作やボディ内手ブレ補正、Exifデータ記録にも対応します。希望小売価格は45,000円 (税込)。
AFモーターを搭載しながら、レンズとバランスのよいコンパクト設計。航空機グレードのアルミニウムと銅合金を使用し、強度に加え軽量化も実現しています。
アダプター内部は内面反射を抑える植毛加工。耐久性の高いブラシレスモーターを採用しています。
CPUに32bit ARMユニットを採用し、AFのパフォーマンスを向上。ニコンZシリーズのAF-S、AF-C、さらに動画撮影AF-Cの各フォーカスモードに対応します。また、顔検出や瞳AFも可能。アダプター側面のダイヤルを操作することで、MFでのピント合わせも可能です。なお、「Carl Zeiss Hologon T* 16mm f/8.0」はMF操作のみとなります。
ボディ内手ブレ補正を適切に動作させるには、装着したレンズの焦点距離に合わせて、カメラボディのF値を設定する必要があります。付属のUSB DOCKでPCに接続することで、ファームウェアのアップデートも可能です。
TECHART TZG-01 主な仕様
対応レンズマウント コンタックスG
対応カメラマウント ニコンZ
最大径×長さ φ68×18mm
質量 約117ｇ
〈文〉佐藤陽子