レバーロックとレベリング機構を搭載したレオフォトのカーボン三脚「マンバO (LV) シリーズ」

ワイドトレードは、Leofoto (レオフォト) の新型カーボン三脚「マンバO (LV) シリーズ」の「LV-284C」「LV-323C」「LV-324C」を2022年5月12日に発売した。併せて、ビデオ雲台がセットになったモデルも販売される。

Leofotoのカーボン三脚「マンバO (LV) シリーズ」は、三脚本体部分にボール状の部品を内蔵し、センターポールを±30°の範囲で自由に傾けることができる水平調整 (レベリング) 機構を搭載する「Mr.Oシリーズ」をベースに、脚部のロック機構をレバーロック式に変更した新シリーズ。

レベリングセンターポール機構は、「Mr.Oシリーズ」に準じており、足場が悪い場所でも三脚の水平出しを素早く行える。センターポールは上下逆に取り付けて、ローポジションにカメラをセットできるほか、付属の専用ショートセンターポールを使い、脚を最大まで開くと、非常に低いカメラポジションを得ることができる。

三脚本体にボール状の部品を内蔵してレベリング操作を行う。

ボールロックは側面の大型のレバーで行う。半回転でロックできる。

新開発のレバーロックは、指先の操作で固定・解除をワンタッチで行えるのに加え、確実にロックされているか目視で確認できる点も従来のナットロックに対するアドバンテージとなっている。開閉レバーはカーブ形状で、十分な長さがあり、指先のわずかな力でもスムーズに操作できる。触れる部分はラバーマットでカバーされ、指先を痛めたり、ぶつかった際にほかのものに傷を付けたりする心配がない。

脚部のレバーロックは指先のわずかな力で操作できる。

ゴム石突を回転させると内蔵されたスパイク石突が現れる。

脚には振動に強く、軽量ながら高い強度を持つ10層構造のカーボンチューブを使用。センターポールにはエンドフックが設けられ、荷物を吊して三脚の安定感を増すことができる。脚の先端にあるゴム石突はスクリュー状に回転させることで、金属製のスパイク石突に変更する方式を新たに採用。脚部の最大パイプ径は中型に相当する28mm、重量のある機材に対応する太めの32mmがあり、32mm径の三脚には、4段と3段の2タイプが用意されている。