アニエスベーは、2022年夏のTシャツコレクションを公開した。ブランド創設者が「自分を表現するための純粋なプラットフォーム」と位置付けるTシャツを主役に、誰もが自分らしく楽しめるスタイルが魅力のコレクション。撮影を担当したのは写真家の服部恭平だ。
アーティストTシャツ/T.shirts d’artistes
アニエスベーは以前より、有名、無名を問わずフランスをはじめさまざまな国籍のアーティストに呼びかけ、自由な発想で彼らの作品をプリントしたアーティストTシャツコレクションを販売してきた。1994年より続くこの“T.shirts d’artistes!”より、今夏のラインアップに注目だ。
ボーダーTシャツ/Striped T-shirts
厚いボーダーのコットン生地を裁断して作られるそのラガーシャツを、アニエスベーが特別な色に染めあげ、襟ナシのTシャツとしてデザインした。その後ブランドの人気アイテムの1つとなった。以来12mmと6cmの2種類のピッチにこだわりながら、袖丈やカラーを変えて彼女のコレクションに登場しつづけるボーダーTシャツは、トレンド感とブランドらしさを併せもつアイテムだ。
アイコニックモチーフとロゴTシャツ
アニエスベーの手書きのサインに基づいて考案されたブランドのロゴTシャツをはじめ、手書き文字やお気に入りのモチーフを様々にプリントしたTシャツは、時代を超えて愛されつづけるブランドの普遍的なアイテム。レザール(トカゲ)、星、ポワンディロニーなど、ブランドを象徴するモチーフが揃った。
また今季は、多彩なバリエーションで展開するこれらのTシャツを、個性の異なる5人のモデルにコーディネートし、東京をベースに活動する写真家/モデルの服部によって撮りおろされた。
服部恭平(Kyohei Hattori) プロフィール
1991年大阪府生まれ。
2013年に上京し、モデルとして東京やパリといった世界各国のランウェイショーや国内外のファッション誌で活躍。その傍ら、プライベートなライフワークでもあった写真作品が注目を集め、2018年から写真家として本格的に始動。フィルム特有のパーソナルな雰囲気を持ち味にファッション写真やポートレートで活躍。さらにはキャリアの中で築いてきた彼ならではのコミュニティを活かし、国内外のファッション誌やブランドのシーズンビジュアルなどを多く手掛けている。2020年には写真集「2019-2020」を刊行。現在も今後の個展に向けて制作を続けている。
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