「パシフィコ横浜」のメインゲート前。CP+2016のメイン会場になる「展示ホール」は、このゲートの左側にある。ちなみに、右側に隣接するのは「会議センター」。初日の取材では、この会議センター内に設けられたプレスルームと会場を行き来した。
2月25日(木)から28日(日)まで、横浜にある「パシフィコ横浜」で、カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2016」が開催された。その内容や様子は、本サイトの動画レポートで、いろいろ紹介されている。…で、ご覧のとおり、ボクもその動画レポートのため、初日(25日・木)に、開始時間から終了時間まで”がっつり”会場に詰めていた。はぁ〜、結構大変だったヨ。
だけど、翌日の夕方、友人から「CP+2016、土曜日に一緒にどう?」という誘いの連絡があった。まあ、初日は会場に詰めていたけど、自分が取材を担当したメーカーのブース以外は、ほとんど見てないからなぁ…。
ということで、開催3日目も27日(土)に、再び会場を訪れた。ちなみに、この日の横浜の天気は”見事な晴天”で、気分的にも晴れ晴れ。あ〜、仕事から解放されたCP+2016、サイコー!!(笑)
参考出品「フラッシュディフューザー」を、スタイラスTG-4 Toughに取り付けた状態。既存のLEDライトガイドよりも撮影範囲が広い、マクロ撮影に重宝しそうなアイテム。
いや〜、賑わってますナァ。初日とは来場者の数が違うわ。まず、初日に収録した動画レポートでもお世話になった、オリンパスのブースに行ってみた。何でも、オリンパスのカメラを持参したら、PENのシールが貰えるらしい(友人が持参していたのよ)。
…んっ? メインのPEN-Fや超望遠300ミリF4のコーナーの奥に、何やら参考出品が…。それは、タフネス系コンデジの上位機種「STYLUS TG-4 Tough」に装着する、マクロ撮影関連の専用アクセサリー「フラッシュディフューザー」。この手のアクセサリーだと、すでに「LEDライトガイドLG-1」がある。だけど、本体のLEDライト光のパワーの関係で、1〜2cmの至近距離でしか使用できない。でも、このフラッシュディフューザーなら、2〜30cmという広いマクロ域で使用できるらしい。
この「フラッシュディフューザー」を使用すれば、高画質かつ被写体ブレを抑えたマクロ撮影が可能(露出プログラムは低ISOかつ速いシャッタースピードになるよう設定される)。発売予定は今春。なお、発売に合わせて、本体(TG-4)を新しいファームウェアにアップデートする必要がある。…あっ、いつの間にか仕事モードに入ってるわ(苦笑)。
オリンパスのブースの後は、ブ〜ラブラと会場内を散策する。
「日本写真館協会/日本写真文化協会(ファミリー写真館)」のブースでは、特設のスタジオセットでポートレート(2Lサイズの写真で台紙付き)を格安で撮ってもらえるイベントが開催されていた。この前を通りかかったら、日本写真館協会の理事を務めている知人に声をかけられ、ボク、友人、この知人…のスリーショットのポートレートを撮ってもらった(笑)。
あと、興味深かったのが。「日本カメラ博物館」のブースにあった、各社カメラのカットモデル(スケルトンモデルもあるよ)。カットモデルはいろんな所で見てきたけど、ズラリと並ぶと見応えあるなぁ。
「キヤノン F-1」のカットモデル(奥にはペンタックス 6×7)。観音開き状態のカットモデルの奥に、オリジナル(カットなし)モデル…というレイアウトがイカす!
「CP+中古カメラフェア 〜クラシックカメラからデジタルカメラまで〜」会場入口。CP+本会場とはひと味違う”心地良い熱気”が伝わってくる。
リコーイメージングのアウトレットコーナーで、行きがり上買った(笑)K-01用の本革製カメラポーチ「O-CC120」、2000円也。…実はこれ、本来はメチャ高価な商品だったんだよね。
CP+2016会場「展示ホール」のフロア違いの「アネックスホール」では、金土日の3日間限定(つまり、動画レポートで訪れた初日にはなかった)となる「CP+中古カメラフェア」が開催されていた。そちらにも行ってみよう!
当然、展示ホールほどは広くないけど、全国(東京以西)のカメラ店が出店していて、熱心なカメラファンが多数来場していた。クラシック系から最新のカメラや交換レンズ、お買い得なフォトアクセサリーのアウトレット…などなど、見て回るだけでも楽しいイベントだったヨ。…あ、リコーイメージングのアウトレットコーナーで、顔なじみのメーカーの人と目が合っちゃった。これは何か買わねばなるまい(苦笑)。
あと、この中古カメラフェアに出展している、福岡の「カメラのゴゴー商会」の後郷壽雄社長にもバッタリ会った。いやぁ〜、懐かしいなあ。もう20年くらい前になるかな? 中古カメラの取材で福岡のお店を訪れたのは。その取材の後、CAPA読者の人が働いている料理店を紹介してもらったっけ…。
そんな”思い出深い人”にも偶然出会えて、実に楽しい「CP+2016」だった。