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最新GPUを搭載したコスパの高いクリエイター向けPC「DAIV Z3-A380」

マウスコンピューターは、クリエイター向けデスクトップPC「DAIV (ダイブ) Z3-A380」を2022年8月24日に発売した。

DAIV Z3-A380

 

搭載されるCPUの違いにより2タイプあり、Core i5-12400搭載の「DAIV Z3-A380」は179,800円 (税込)、Corei7-12700搭載の「DAIV Z3-A380 (プレミアムモデル)」は229,900円 (税込)となっている。
※いずれもWEB直販価格

DAIV Z3-A380

 

「DAIV Zシリーズ」は、精悍なデザインのミドルタワーPC。高い処理能力と高い拡張性を持ち、クリエイター向けとされている。「DAIV Z3-A380」は、その中でも低価格帯のスタンダードモデルという位置づけ。本体ケース内の正面には5.25型ベイが空き3つ、3.5型ベイが空き1つあり、DVDやBlu-Rayなどの光学ドライブ、複数メディアに対応するカードリーダーなどを追加することができる。また、移動やメンテナンス性を重視し、本体後部にキャスターを標準装備。正面上部のハンドル部を持ち上げて移動することも可能となっている。

CPUは最新の第12世代インテルCoreプロセッサーを搭載。基本モデルの「DAIV Z3-A380」はCore i5-12400、「DAIV Z3-A380 (プレミアムモデル)」はより処理能力の高いCorei7-12700を採用する。GPUにはインテルArc A380が使われ、エントリークラスのグラフィックカードとしては強力な6GBのメモリ容量を誇る。CPUとGPUの組み合わせで、「インテル ディープ・リンク・テクノロジー」を利用できる。この機能により効率のよい演算処理が可能となり、動画などのエンコードのスピードがアップするという。

メモリは標準で16GBとクリエイター向けとしては少ないが、カスタマイズにより最大128GBの搭載が可能。ストレージには高速アクセスが可能なM.2 PCI Expressで接続される512GBの SSDと1TBのHDDを内蔵。こちらもカスタマイズが可能。

映像の出力はDisplayPortで8K (7680×4320)、HDMIで4K (3840×2160)まで対応する。インターフェイスにはUSB3.2 Type-C ×1、USB3.0 Type-A ×6 (うち4つが背面)、USB2.0 Type-A ×2 (背面)、有線LAN端子を装備する。

高画素のデジタル画像編集、動画編集に耐える十分な処理能力を持つCPUを搭載した「DAIV Z3-A380」と「DAIV Z3-A380 (プレミアムモデル)」は、始めから高価格のハイスペックPCを選ばず、低予算でスタートし、作業内容の高度化に伴ってGPUを交換し、ストレージを拡張していくような使い方にマッチしたPCだといえる。

mouse DAIV Z3-A380 主な仕様

OS Windows 11 Home 64ビット (カスタマイズでProを選択可)
CPU
スタンダードモデル : インテル Core i5-12400 (2.5-4.4GHz / 6コア / 12スレッド)
プレミアムモデル : インテルCore i7-12700 (2.1-4.9GHz / 12コア / 20スレッド)
GPU インテル Arc A380 (ビデオメモリ6GB)
メモリ 16GB DDR4 SO-DIMM (最大128GBまで拡張可)
ストレージ 512GB NVMe SSD、1TB HDD (いずれもカスタマイズ可)
サウンド ハイデフィニション・オーディオ (Dolby Atmos対応)
入出力ポート
USB Type-C : USB 3.2 Gen2 ×1
USB Type-A : USB 3.0 Gen1 ×6 (背面4)、USB2.0 ×2 (背面)
HDMI ×1、Mini DisplayPort ×1、LAN ×1
サウンド : 前面 (マイク入力 ×1、ヘッドホン出力 ×1)、背面 (マイク入力 ×1、ラインイン ×1、ラインアウト ×1、リアスピーカー ×1、センター・サブウーファー ×1、デジタル光出力 ×1)
有線LAN 2.5G BASE-T対応
無線LAN Wi-Fi 6
本体サイズ (幅×奥行×高さ) 190×490×410mm
本体重量 約10.9kg
保証期間 1年間

※メモリ、ストレージなどカスタマイズ可能