焦点工房は、銘匠光学のAPS-Cミラーレスカメラ対応レンズ「TTArtisan (ティーティーアーティザン) 50mm f/1.2 C」のキヤノンRFマウント用を2022年8月30日に発売した。カラーはブラックのみで、希望小売価格は21,000円、焦点工房オンラインストアでの販売価格は16,920円となっている (いずれも税込)。
「TTArtisan 50mm f/1.2 C」は、大口径F1.2のAPS-Cサイズセンサーに対応した中望遠レンズ。キヤノン EOS Rシリーズ使用時は35mm判換算で80mm相当となり、絞り開放時のボケ効果を生かしたポートレート撮影、光量の少ないシーンでの撮影などで活躍する。外装はアルミニウム合金製で、ブラック塗装により落ち着いた雰囲気が漂う。
光学系は5群7枚。3枚の高屈折低分散レンズを使うことで、諸収差を抑制する。絞り開放では柔らかな描写をみせる一方、絞り込むことで、デジタル撮影に適した高い解像力をみせる。完全マニュアルのMFレンズで、絞りリングには心地よいクリック感があり、フォーカスリングのトルク感も良好。
なお、フードは別売で、ネジ込み式のアルミ合金製フード「T52LH B (ブラック)」が用意されている。
<作例>
「TTArtisan 50mm f/1.2 C 」は、ソニーE、ニコンZ、富士フイルムX、L (バヨネット)、キヤノンEF-M、マイクロフォーサーズの各マウント用が発売中。詳しくはこちら。
1万円台で買えるF1.2の大口径中望遠レンズ「TTArtisan 50mm f/1.2 C」一般発売
銘匠光学 TTArtisan 50mm f/1.2 C キヤノンRF用 主な仕様
マウント キヤノンRF
焦点距離 50mm (35mm判換算 80mm相当)
フォーカス MF (マニュアルフォーカス)
レンズ構成 5群7枚
対応撮像画面サイズ APS-C
開放絞り F1.2
最小絞り F16
絞り羽根枚数 10枚
最短撮影距離 0.5m
フィルター径 φ52mm
最大径×長さ φ62×55mm (マウント部除く)
質量 約345g