渡邉智之さんの写真絵本『きみの町にもきっといる。となりのホンドギツネ』が発売された。
■内容をチラ見
人が暮らす、すぐ隣りにホンドギツネは住む。用心深く臆病だから、ほとんどの人は気が付いていない。本書の主人公は岐阜県の河川敷をねぐらにし、人が耕す畑の作物やごみを食料とする。だが同時に危険もともない、車道で事故に遭って命を落とすこともある。
こうした愛らしい存在が近くにいると思うと少し楽しくなるし、身近な環境への意識もきっと変わっていく。彼らに嫌な思いをさせたくないからね。
渡邉智之『きみの町にもきっといる。となりのホンドギツネ』
体裁 B5判・48ページ
価格 1,980円(税込)
発売日 2022年6月30日
発行元 文一総合出版
渡邉智之 (Tomoyuki Watanabe)
自然と人をつなぐ写真家。1987年生まれ。現代社会で見えにくい「自然と人のつながり」をテーマに人の身近に暮らす生き物や、自然と関わる生業・文化を撮影している。ニコンカレッジ名古屋校講師も勤める。
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〈文〉市井康延