ロカユニバーサルデザインは、KANIフィルターの「ND2-64 Valiable + CPL」を2022年12月2日に発売した。フィルター径は67mm、77mm、82mmの3種類から選べる。販売価格は67mm径が12,300円、77mm径が12,980円、82mm径が13,300円 (いずれも税込)。ロカユニバーサルデザインWEBサイト、楽天市場店、Yahoo!ショッピング店などで販売される。
<2023.9.6> 52mmが追加。
可変NDフィルターと偏光フィルターを1つの製品にまとめたもの。枠の先端部や着脱式の回転ノブを回すことで効果を調整する。製品化にあたり、モータースポーツフォトグラファーの片山大輔さんが監修した。パッケージの写真にも、片山さんの作品が使用されている。
フィルターの先端寄りは可変NDフィルターになっており、ND2〜64 (1絞りから6絞り分まで) の減光効果が得られる。可変式とすることで、NDフィルター交換の手間を省き、動画撮影時には刻々と変化する光に対応することができる。先端寄りの回転ノブは着脱式となっている。
後部の回転枠はCPL (円偏光) フィルターとなっており、着脱式の回転ノブを回すことで偏光効果を調整できる。青空や新緑、紅葉の色彩・コントラストを強調したり、水面やガラス面などの反射を抑えたりできる。
なお、可変NDフィルターの特性上、超広角や広角レンズとの組み合わせでは、NDの調整位置によってX状のムラが発生することがある。また、厚みがあるため、ケラレの心配のない標準から望遠域での使用が望ましい。