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圧巻の写真と撮影秘話が満載! 岩合光昭フォトエッセイ『アフリカではゾウが小さい 野生動物撮影記』

岩合光昭さんのフォトエッセイ『アフリカではゾウが小さい 野生動物撮影記』が発売された。

岩合光昭『アフリカではゾウが小さい 野生動物撮影記』

 

岩合さんの撮影記を読んでいると、一緒にアフリカを冒険している気分になる。どのように撮影地を選び、動物たちに近づくか。そうしたエピソードは、知らなかった野生のルールや生態を教えてくれる。

カバは糞をしながら尻尾を回し、周囲に撒き散らす。なわばりの誇示らしい。39年前、蚊に刺されてマラリアに罹り中途半端に終えたマダガスカルのリベンジ撮影をはじめ、4つのエリアのサファリツアーが読者を魅了する。

岩合光昭『アフリカではゾウが小さい 野生動物撮影記』

体裁 A5判・232ページ
価格 2,750円(税込)
発売日 2023年2月20日
発行 毎日新聞出版

 

岩合光昭

岩合光昭 (Mitsuaki Iwago)

1950年、東京生まれ。動物写真のパイオニア的存在である父・岩合徳光の助手としてガラパゴス諸島を訪れたことがきっかけとなり、動物写真家を志す。世界各地の野生動物のみならず、ネコやイヌなどの身近な動物まで幅広い被写体を追い続けている。1982年から1984年までタンザニアのセレンゲティ国立公園に滞在。そのときの作品をまとめた写真集『おきて』は英語版が15万部を超えるなど世界中でベストセラーとなった。日本人として初めて『ナショナルジオグラフィック』誌の表紙を2度飾る。2012年、NHK BSプレミアムで『岩合光昭の世界ネコ歩き』がスタート。映画「ねことじいちゃん」(2019年)、「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」(2021年) で監督をつとめる。
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〈文〉市井康延