パナソニックが、ミラーレスカメラ「LUMIX GH6」のファームウェアVer.2.3を2023年7月11日に公開した。動画機能の強化などが盛り込まれている。
変更内容は以下のとおり。
LUMIX GH6 (DC-GH6) ファームウェア Ver.2.3
■Blackmagic Design社製レコーダーへのHDMI経由での動画RAWデータ出力に対応
Blackmagic Design社製レコーダー「Blackmagic Video Assist 12G HDR」へ、[5.7K] [C4K] [アナモフィック (4:3) 5.8K] [アナモフィック (4:3) 4.4K] の12bit動画RAWデータのHDMI出力が可能。これにより、ポストプロダクション時の編集やグレーディングに有効なBlackmagic RAWを記録できる。
■4K/120p (4K/100p) のHDMI出力に対応
C4K (Cinema4K) /120p (100p) または 4K/120p (100p) の動画画質設定時に、HDMI接続した外部機器へC4K/120p (100p) または 4K/120p (100p) での動画出力が可能。
■外付けSSDへの記録機能向上
パナソニック製ACアダプター「DMW-AC10」とDCカプラー「DMW-DCC17」を使用することで、外付けSSDに以下の動画を記録できる。
- 記録フレームレートが60.00pを超えるハイフレームレート動画用の [動画画質]
- フレームレートが60fpsを超える [バリアブルフレームレート]
■その他
- [省電力ライブビュー] の機能を追加。
- [動画修復機能] を追加。撮影中にバッテリー切れ、記録カードの抜き差しなど、正常に動画記録が終了できず、再生や編集ができない破損した動画ファイル [mdt/mvdファイル] をカメラ内で修復できる。
- 動作安定性を向上。
ファームウェアのダウンロードはパナソニックのWEBサイトから。
https://av.jpn.support.panasonic.com/support/dsc/download/index.html