富士フイルムが、ラージフォーマットミラーレスカメラ「GFX100 II」のファームウェアVer.1.10を2023年10月5日に公開した。
変更内容は以下のとおり。
FUJIFILM GFX100 II ファームウェア Ver.1.10
① DCI-8K動画からRAW出力する場合、画像の左側に黒枠が表示される。(例:ATOMOS、Blackmagic Design等のモニター出力時)
② 以下の条件でEVFを覗きながら連写した場合、まれにEVF表示が異常になる現象を修正。
パフォーマンス > ブースト : EVF表示フレームレート優先 (120p)
③「GFX100 II」で撮影したRAW画像が、現像ソフトによっては現像ができない場合がある現象を修正。
④ 連写中に以下の撮影条件において、電源を切ることができなかったり、フリーズしたりすることがある現象を修正。
■電源を切ることができない条件
以下の設定時にシャッタースピードを1/4000秒より速くから1/4000秒より遅くなるように変化させる。
・シャッター方式 : M・Eメカニカル+電子
・ドライブモード : CH 高速連写
・フォーカスモード : AF-C
・操作ボタン・ダイヤル設定 > 半押しAE : OFF
■フリーズする条件
以下の設定時にシャッタースピードを1/4000秒より遅くから1/4000秒より速くなるように変化させる。
・シャッター方式 : M・Eメカニカル+電子
・ドライブモード : CH 高速連写
・フォーカスモード : AF-C
・操作ボタン・ダイヤル設定 > 半押しAE:OFF
⑤ 特定の条件下で、EVF/LCDまたはHDMI経由の外部モニター出力映像が異常になる現象を修正。
⑥ その他の軽微な不具合を修正。
ファームウェアのダウンロードは富士フイルムのWEBサイトから。
https://fujifilm-x.com/ja-jp/support/download/firmware/cameras/gfx100-ii/