ゲッティイメージズ ジャパンは、2023年を報道写真で振り返る「Year in Reviewby Getty Images」を発表した。同社の公式サイトで見られる。
ロシア・ウクライナ戦争は終わりが見えず、パレスチナ・ガザ地区での紛争も続く。さらに世界各国で起きる災害の数も増加している。そうした現実がつぶさに記録された。
このレビューではクリエィティブ、ニュース、エンターテイメント、スポーツ、アーカイブの5つに分け、トピックスがピックアップされている。クリエィティブでは、AIとAI画像生成が重要なテクノロジーとなった。同社ではビジネスで安全に取扱可能な「AI by Getty Images」の運用を始めている。
イギリスでは70年ぶりに戴冠式が行なわれ、世界的スポーツイベントは活況を呈し、エンターテインメント分野では新星が登場した。「世界各地に有望な未来が垣間見られた1年」と2023年を総括する。
アーカイブでは、この年に亡くなった著名人たちの在りし日の姿が収められている。1971年、パリで撮影されたジェーン・バーキンや、1987年、オランダ・アムステルダムで撮影された坂本龍一のポートレートなどがある。
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〈文〉市井康延