プロフォトは、スタジオ撮影用のモノブロックストロボ「Profoto Pro-D3」を2024年5月7日に発売した。拡大するコンテンツ制作向けに開発されたストロボで、高い耐久性を備えているのが大きな特徴となっている。
参考価格は、最大出力750Wsの「Pro-D3 750」が489,060円、1250Wsの「Pro-D3 1250」が649,000円 (いずれも税込)。それぞれ2台セットの「Duo Kit」も用意されている。
耐久性を高めた長寿命コンデンサーやLEDモデリングランプなどの採用により、大量の連続撮影にも対応する耐久性を実現。モデリングランプは56WのLEDライトで、従来の400Wハロゲンランプに比べて消費電力を85%削減した。LEDライトによりエネルギー効率が高く、温度上昇も抑えられるため、すべてのソフトボックスに対応可能だ。
■3つのフラッシュモードを搭載
デフォルトはエコモード (ECO) になっており、もう少しパワーが必要な場合にはブーストモード (Boost) を選択する。フリーズモード (Freeze) に切り替えると「Pro-D3 750」で閃光時間1/75000 秒、「Pro-D3 1250」で1/62000秒の撮影が可能だ。短い閃光時間で被写体ブレを抑えることができる。リサイクルタイムは最速0.01秒となっている。
出力レンジは11絞り (11f-stop) となっており、0.1段ごとの微調整が可能。最大出力からアクセントライトまで、細かいライティングが可能だ。
「Profoto AirX」に対応しており、「Profoto Control」アプリを使ってiPadやiPhone、Androidスマートフォンからグループごとにコントロールすることができる。また「Profoto AirX」経由でファームウェアのアップデートもできる。
Profoto Pro-D3 主な仕様
最大出力 Pro-D3 750 750Ws、Pro-D3 1250 1250Ws
サイズ W13.0×L34.5×H20.0cm
重量 Pro-D3 3.6kg、Pro-D3 1250 4.1kg
付属品 電源ケーブル、ケース