ライカカメラは、コンパクトデジタルカメラ「ライカ D-LUX8」を2024年7月に発売する予定であることを発表した。
「ライカ D-LUX8」は、4/3型CMOSセンサーを搭載する「D-LUX」シリーズの最新モデル。2003年に初号機「D-LUX」が登場。性能を強化しつつ代を重ね、「D-LUX7」(2018年発売) から、より大型の4/3型CMOSセンサーを搭載する高性能コンパクトデジタルカメラへと進化した。
搭載する撮像素子は総画素2100万画素・有効1700万画素の4/3型CMOSセンサー、レンズは「ライカDCバリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」で、いずれも従来機「D-LUX7」と同等の仕様。焦点距離は35mm判換算で24〜75mm相当となっている。
ユーザーインターフェースはライカQシリーズのものをベースにしているようで、上面のボタン類の配置、背面右手側の十字キーとボタン類の形状は、「ライカQ3」に似たものに改められている。
本製品では、編集の自由度が高いDNG (RAW) を新たに採用。ライカ専用アプリ「Leica FOTOS」とのシームレスな接続性が確保されている。
「ライカ D-LUX8」の発売に合わせ、新しい専用アクセサリーとして、ハンドグリップ、キャリングストラップ、リストストラップ、レザー製のカメラプロテクターが、それぞれ複数のカラーバリエーションを揃えて登場。オートレンズキャップ、ソフトレリーズボタン、各種バッグも販売される。