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「XFレンズ」フラッグシップ大口径標準ズームが進化「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」

富士フイルムは、ミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」用交換レンズ「フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR II」を2024年12月中旬より発売。価格はオープン。市場推定価格は189,200円(税込)。

「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」は、2015年に発売された大口径標準ズームレンズ「XF16-55mm F2.8 R LM WR」の後継機で、「XFレンズ」のフラッグシップモデルだ。従来機から約37%の軽量化と、レンズ構成の最適化により描写性能を向上させている。機動性、画質ともにニューモデルとして生まれ変わった。

「FUJIFILM X-H2S」装着時

APS-Cサイズ相当対応の標準ズームレンズで、広角16mm(35mm判換算:24mm相当)から、中望遠55mm(35mm判換算:84mm相当)まで、ズーム全域を開放絞り値F2.8で撮影が可能。
レンズ構成は、非球面レンズ4枚、スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ3枚を含む11群16枚。周辺部まで高解像を維持し、色収差を抑制。従来機に比べ輪帯模様の発生を抑制し、滑らかで美しいボケ味を表現する。 最短撮影距離0.3m。最大撮影倍率0.21倍の近接撮影が可能。

「絞りクリックスイッチ」を採用。OFFにするとクリックが無くなり、絞り操作がスムーズに行えて動画撮影が快適に。

XF16-55mmF2.8 R LM WR II 主な仕様

対応マウント Xマウント
焦点距離 16-55mm(35ミリ換算:24-84mm)
レンズ構成 11群16枚 (非球面レンズ4枚)
開放絞り F2.8
最小絞り F22
絞り羽根枚数 11枚(円形絞り)
最短撮影距離 0.3m
最大撮影倍率 0.21倍(テレ端)
フィルター径 72mm
最大径×長さ 約φ78.3×約95mm(ワイド端)、約122mm(テレ端)
質量 約410g
付属品 レンズフロントキャップ FLCP-72 II、レンズリアキャップ RLCP-001、レンズフード、ラッピングクロス