ソニーは、超広角単焦点レンズ「FE 16mm F1.8 G」を4月11日に発売する。価格はオープンで、市場推定価格は140,000円前後(税込)。
「FE 16mm F1.8 G」は、超広角16mmのダイナミックな表現、開放値1.8の明るさ、自然でなめらかなボケ表現、フォーカスブリージングの極小化など、静止画・動画ともに撮影を楽しめる性能がバランス良く整っている。24mmスタートのズームユーザーには、さらに広角の世界を、16mmスタートのズームユーザーには単焦点ならではの世界を楽しめる、クリエイターの表現を一歩進めてくれるレンズだ。
レンズ構成は12郡15枚。高度非球面AAレンズを2枚採用。広角レンズで目立ちやすい像面湾曲や非点収差を補正し、被写界深度の浅い開放から、画面すみずみまで高い解像性能を実現している。またEDガラスを3枚採用し色収差を補正している。
11枚羽根円形絞りユニットを搭載し、開放から少し絞っても円形を保ち、なめらかで自然なボケ描写を実現。また、最短撮影距離は0.15m(AF時) / 0.13m(MF時)と、近接撮影による表現を可能にしている。
XDリニアモーターを2基搭載。高速、高精度、高追随でありながら静音。α9 IIIのAF / AE追随最大秒間120コマの高速連写にも対応。また、4K120pなどでの動画撮影時でも、高いAF追随性能を発揮する。また、最新のレンズ光学設計により、フォーカスブリージングも大幅に抑制し、動画撮影時も画角を変えずスムーズなピント移動が可能となっている。質量が304gと軽量であるため、小型ジンバルにも取り付けられる。
「FE 16mm F1.8 G」の主な仕様
マウント ソニーEマウント
対応撮像画面サイズ 35mmフルサイズ
焦点距離 16mm (APS-Cカメラ装着時の35mm判換算24相当)
開放絞り F1.8
最小絞り F22
画角 (対角) 107°
レンズ構成 12群15枚
絞り羽根枚数 11枚(円形絞り)
最短撮影距離 0.15m(AF)、0.13m(MF)
最大撮影倍率 0.25倍(AF)、0.30倍(MF)
フィルター径 φ67mm
最大径×長さ φ73.8 x 75mm
質量 約304g
付属品 レンズフロントキャップ(ALC-F67S)、レンズリヤキャップ(ALC-R1EM)、レンズフード(ALC-SH184)