カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2025」が、2025年2月27日~3月2日にリアル会場とオンラインで開催。今年は過去最多となる125の企業・団体が出展しています。リアル会場から、注目の新製品や各社のイチオシ、取材スタッフが見つけた注目アイテムを紹介します。
【浅沼商会】−40℃対応のモバイルバッテリーとカメラクーラーに注目
通常のモバイルバッテリーでは寒さでほとんど使えなくなってしまう、−40℃の環境下でも使用可能というNITECOREの耐低温モバイルバッテリー「SUMMIT10000」「SUMMIT20000」。それぞれ容量が10000mAhと20000mAhで、衝撃に強いカーボン製のユニボディを採用。冬の天体撮影や冬山撮影などで活躍してくれそうだ。

こちらは、バリアングル液晶モニターを持つカメラの背面に取り付けてカメラを冷やすための「King カメラクーラー PFH-01」。小型の冷蔵庫などにも使われるペルチェ素子を使って、発熱するカメラを効率的に冷却することができる。動作音も26dbと小さく、動画撮影時も安心。

【エツミ】simodaの大容量バックパックとカラバリ豊富なColemanのカメラバッグを参考出品

simoda (シモダ) のバックパックが参考出品されていた。アーバンシリーズの流れで開発されたというストリートシリーズとカントリーシリーズで、下の写真左から「Side Street 22 Starter Kit」 (参考価格 税込64,900円)、「Side Street 28 Starter Kit」(参考価格 税込69,300円)、「Sidecountry 32 Starter Kit Black / White」(参考価格 税込91,300円)。
Coleman (コールマン) ブランドのカメラバッグも参考出品されていた。ちょうど使いやすそうなサイズなので、製品化が待ち遠しい。
TENBA (テンバ) ブランドの動画機材向けバックパック「TENBA シネルクス V2 バックパック24」。開口部がガバッと開くドクターバッグスタイルになっており、機材を出し入れしやすいのが特徴。レインカバーも付属するので突然の雨にも安心。内部の仕切りもたくさんついていて、写真用でも使えそうだ。

【KPI】100Wsの大光量を実現したクリップオンストロボ「GODOX V100」
KPIブースでは、GODOXのクリップオンストロボ「V100」を展示。配光がきれいなことで定評のあるラウンドヘッドタイプの中でも、クラス最大級の光量100Wsを誇り、TTLやハイスピードシンクロにも対応。最小光量は1/256。操作パネルがタッチスクリーンなので、細かい操作も楽に行える。

【マルミ光機】天体写真のピント合わせ支援フィルターを参考出品
星にピントを合わせやすくするという「フォーカスエイドフィルター」を参考出品。フィルター表面に特殊な模様が刻まれており、これによってできる光芒を使ってピントを合わせるというもの。撮影時には外さないといけないが、マグネットで装着できるので、外すときにピントがずれてしまう心配も少ない。
プラズマスパッタリング技術の採用により、超低反射率、優れたカラーバランス、撥水防汚、静電気放電、耐傷性を実現したという「C-P.L プラズマスパッタリング」シリーズに、航空写真家・ルークオザワさんのイメージカラーを使った青い枠の特別モデル「C-P.L PLASMA SPUTTERING LUKE H. OZAWA LIMITED EDITION」も展示されていた。
