ライカカメラジャパンが、「ライカI」誕生100周年を記念した展覧会「ライカの100年 : 世界を目撃し続けた1世紀」を2025年10月18日より開催します。詳細な内容と予約方法が決定しました。
本展は、ライカの100年にわたる歴史を振り返るとともに、植田正治×福山雅治写真展、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード」受賞写真家の作品展示などで構成。ライカの伝統と文化を多角的に紹介する内容です。入場は事前予約制で、2025年10月6日の15時にWEBサイトにて受付開始となります。
ライカの歴史を彩った貴重なカメラが一堂に
「ライカI」の試作機「ウル・ライカ」やプロトタイプ「ライカ0型」をはじめ、ライカの歴史を貴重な資料とともに紐解きます。

また、エリザベス女王のために製作された「ライカM6」のプロトタイプ、アップルで共に製品開発に携わったジョナサン・アイブとマーク・ニューソンにより1台だけ製作された「LEICA M for (RED)」、1937年5月に炎上した飛行船ヒンデンブルク号の事故現場から発見された「ライカIIIa」、ピュリツァー賞を受賞した報道写真家・沢田教一が愛用していた「ライカM2」なども公開。さらに、戦場でフォトグラファーの命を救ったカメラ、数々の周年モデル、歴代の銘品など、貴重なカメラが一堂に会します。
ライカの軌跡を表現した空間演出
会場となるスパイラルガーデンのアトリウムには、ライカ100年の軌跡をひとつの “渦” で表現した空間が登場します。夜は、ライカギャラリー・インターナショナル代表兼アートディレクターであるカリン・レーン=カウフマンさんのキュレーションによる写真作品100点を投影。サウンドデザイナーの清川進也さんが、ライカのシャッター音をモチーフに手がけるサウンド・インスタレーションも楽しめます。
アトリウム内には、ライカの現行製品や、世界的なアーティストやデザイナーとの特別コラボモデル、「ライカI」誕生100周年を記念した100台限定の特別モデル「ライカM11 100 Years of Leica “TOKYO JAPAN”」も展示されます。
植田正治×福山雅治写真展「Visual Conversation」
写真界の巨匠・植田正治氏と、植田氏を師と仰ぐ福山雅治さんの写真展「Visual Conversation」を開催。異なる時間軸で撮影されたそれぞれの作品が響き合うような展示となります。
「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード」受賞作を展示
傑出したライカフォトグラファーへ授与される「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード」。創設された2011年からの歴代受賞者たちの作品を展示します。
「ライカの100年:世界を目撃し続けた1世紀」展
会期 2025年10月18日 (土) 〜26日 (日)
会場 スパイラルガーデン
住所 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F
時間 11:00〜19:00
休館日 会期中無休
入場料 無料 (事前予約制)
予約 2025年10月6日 (月) 15:00より予約サイトにて
https://leica-camera-events.gateforce.jp
※状況により会期・時間が変更になる場合があります。