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「Sigma BF」がグッドデザイン金賞と経済産業大臣賞を受賞!「キヤノン EOS R1」がグッドデザイン・ベスト100に

公益財団法人日本デザイン振興会が、2025年度グッドデザイン賞の受賞結果を発表しました。カメラ・写真関連では、シグマのミラーレスカメラ「Sigma BF」がグッドデザイン金賞と経済産業大臣賞、キヤノンのミラーレスカメラ「EOS R1」がグッドデザイン・ベスト100に選出されています。

Sigma BF シルバー
Sigma BF シルバー

■グッドデザイン賞とは?

グッドデザイン賞は総合的なデザインアワードで、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごと (製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど) をデザインと捉え、その質を評価・顕彰しています。2025年度は1619件がグッドデザイン賞を受賞しました。グッドデザイン賞の中から、審査委員会により特に優れたデザインとして評価された100件がグッドデザイン・ベスト100として選出され、さらにその中からグッドデザイン金賞を含む特別賞各賞、グッドデザイン大賞が決定します。

EOS R1
グッドデザイン・ベスト100に選出された「キヤノン EOS R1」は、審査委員から「まさに歴史と伝統ある同社が積み重ねてきたノウハウが結晶化したような形」「指が届く位置にこれ以上ないほど適切に配置されたボタンからも、同社がカメラとどのように向き合い続けてきたのか、その歴史が垣間見えるほど秀逸」との評価を得ました。

■「Sigma BF」がグッドデザイン金賞と経済産業大臣賞を受賞

2025年度は、シグマのフルサイズミラーレスカメラ「Sigma BF」がグッドデザイン金賞および経済産業大臣賞を受賞しました。経済産業大臣賞は、今年度のグッドデザイン金賞19件の中から、日本経済の発展に寄与すると特に認めるものとして「Sigma BF」を含む3件が選出されています。

Sigma BF
「Sigma BF」は、審査委員から「iPodやiPhoneを初めて目にしたときの衝撃に通じる新しさと、目的に純粋に従う美しさを備えている」「久しく味わっていなかった、プロダクトデザインで心が躍る感覚を呼び起こす一台」との評価を得ました。

 

カメラ・写真関連の主なグッドデザイン賞受賞製品は以下のとおり。

2025年度 グッドデザイン・ベスト100 (抜粋)

  • キヤノン EOS R1 (ミラーレスカメラ)
  • シグマ Sigma BF (ミラーレスカメラ)
  • 富士フイルム GFX ETERNA 55 (映像制作用カメラ)

2025年度 グッドデザイン賞 (抜粋)

  • Insta360 X5 (360°アクションカメラ)
  • Insta360 Ace Pro 2 (アクションカメラ)
  • エプソン EW-M678FT / EW-M638T (プリンター)
  • キヤノン EOS R50 V (ミラーレスカメラ)
  • キヤノン PowerShot V1 (コンパクトデジタルカメラ)
  • キヤノン RF-S7.8mm F4 STM DUAL (レンズ)
  • キヤノン EOS C400 (デジタルシネマカメラ)
  • キヤノン EOS C80 (デジタルシネマカメラ)
  • キヤノン SELPHY QX20 (コンパクトフォトプリンター)
  • キヤノン Live Switcher Mobile (アプリ)
  • ニコン Z50II (ミラーレスカメラ)
  • ニコン NIKKOR Z 28-135mm f/4 PZ (レンズ)
  • バッファロー 写真バックアップ (アプリ)
  • 富士フイルム X-E5 (ミラーレスカメラ)
  • 富士フイルム X half (コンパクトデジタルカメラ)
  • 富士フイルム GFX100RF (コンパクトデジタルカメラ)
  • 富士フイルム XF23mmF2.8 R WR (レンズ)
  • 富士フイルム GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR (レンズ)
  • 富士フイルム instax mini LiPlay+ (ハイブリッドインスタントカメラ)
  • 富士フイルム instax mini Evo PINK (ハイブリッドインスタントカメラ)
  • 富士フイルム instax WIDE Evo (ハイブリッドインスタントカメラ)
  • 富士フイルム instax mini 41 (アナログインスタントカメラ)
  • 富士フイルム 写ルンです (レンズ付フィルム)
  • リコーイメージング RICOH GR IV (コンパクトデジタルカメラ)
  • レキサー Armor SD4.0 Card (メモリーカード)

※メーカー名またはブランド名の50音順。

 

グッドデザイン賞の公式サイトでは、審査委員による各製品の評価コメントも公開しています。