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本当に使える1本が登場! ニコンDXフォーマット対応の大口径標準ズームレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VR」

ニコンは、DXフォーマット(APS-Cサイズ)ミラーレスカメラ対応の標準ズームレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VR」を2025年10月31日に発売します。価格はオープンで、市場推定価格は115,500円 (税込)。予約販売の受付開始は、10月22日10時となります。

 

「NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VR」は、35mm判換算で24-75mm相当の画角をカバーし、ズーム全域で開放F2.8を誇る標準ズームレンズです。大口径ならではの大きく自然なボケと、NIKKOR Zレンズならではの高い光学性能による色にじみを抑えたクリアな描写が得られます。

レンズシフト方式の手ブレ補正VR機構を搭載し、レンズ単体では最大5.0段 (中央)、対応カメラとの組み合わせでは最大5.5段 (中央、周辺) の補正効果を発揮します。筐体の全長は約88mm、質量約330gと大口径ズームレンズでありながら小型軽量。信頼性と優れた携行性、高い機動性によって、快適な手持ち撮影が行なえます。最短焦点距離は広角端0.15m、望遠端0.25mで、被写体に近づいた撮影も可能です。

ニコン Z50IIに装着

 

レンズ構成は11群12枚。EDレンズ1枚、非球面レンズ2枚を含み、各種収差を効果的に低減します。STM(ステッピングモーター)を採用して静かなAF駆動が可能なうえ、フォーカスブリージングの抑制に配慮した設計で動画撮影にも最適です。

レンズ構成図

 

このほか、快適でなめらかな操作感のコントロールリングを搭載し、フォーカス(M/A)、絞り、露出補正、ISO感度のいずれかの機能をカメラから割り当てが可能。ホコリや水滴の侵入を防ぐシーリングを施した防塵・防滴に配慮した設計となっています。

NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VR 主な仕様

対応マウント ニコンZマウント
焦点距離 16-50mm(35mm判換算24-75mm)
レンズ構成 11群12枚(EDレンズ1枚、非球面レンズ2枚)
画角 83°-31°30′(撮像範囲DX)
開放絞り F2.8
最小絞り F22
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)
最短撮影距離 撮像面から0.15m(広角端)、0.25m(望遠端)
最大撮影倍率 0.24倍(望遠端)
フィルター径 67mm
最大径×長さ 約φ74.5×88mm
質量 約330g