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新進写真家を発掘するフォトコンテスト「ZOOMS JAPAN 2026」グランプリ決定! CP+2026で特別展示

カメラ映像機器工業会 (CIPA) が主催するカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+」実行委員会は、フォトコンテスト「ZOOMS JAPAN (ズームス・ジャパン) 2026」の受賞作品を発表しました。

 

「ZOOMS JAPAN」は、新進写真家を発掘し、世界進出を応援するためのフォトコンテスト。今回は全国から419作品が寄せられました。その中からフランス写真界の第一線で活躍する審査員たちにより、丹野雄二さんの作品「身土不二」がグランプリ、濱未亜さんの作品「日常イズワンダー」が準グランプリとして選出されました。

受賞作品は、2026年2月26日から3月1日までパシフィコ横浜にて開催される「CP+2026」の会場で展示。さらに、2026年10月にフランス・パリで開催される写真映像機器ショー「Salon de la PHOTO」の会場でも展示され、受賞者は現地に招待されます。

グランプリ「身土不二」丹野雄二さん

ZOOMS JAPAN 2026 グランプリ「身土不二」丹野雄二

ZOOMS JAPAN 2026 グランプリ「身土不二」丹野雄二

ZOOMS JAPAN 2026 グランプリ「身土不二」丹野雄二

ZOOMS JAPAN 2026 グランプリ「身土不二」丹野雄二

ZOOMS JAPAN 2026 グランプリ「身土不二」丹野雄二

丹野さんは1990年、神奈川県横浜市生まれ。写真スタジオでの勤務を経て、2018年8月に独立。横浜を拠点として、人物撮影を中心にポートレート、ビジネス、WEB、雑誌など、ジャンルを限定せず活動しています。

選評 (抜粋)
丹野雄二の作品は、日常の都市生活の速いテンポから遠く離れた、もうひとつの生き方を垣間見せるものとして審査員の目に映った。彼のシリーズは、大地と調和して生きる暮らしを繊細に描き出している。それは、写真に写し取られた所作の素朴で純粋な美しさや、「身土不二」という生き方の概念を表現することによって示されている。私たちが環境と密接につながり、影響を与え合っている存在であるという考え方に寄り添った、瞑想的ともいえる写真表現であり、土地との関係性、そして丹野が示唆する「豊かさ」とは何かを問いかける。審査員はこの点に強く心を打たれた。

サイモン・エドワーズ (審査統括責任者 / Salon de la Photoアートディレクター)

準グランプリ「日常イズワンダー」濱 未亜さん

ZOOMS JAPAN 2026 準グランプリ「日常イズワンダー」濱 未亜

ZOOMS JAPAN 2026 準グランプリ「日常イズワンダー」濱 未亜

ZOOMS JAPAN 2026 準グランプリ「日常イズワンダー」濱 未亜

ZOOMS JAPAN 2026 準グランプリ「日常イズワンダー」濱 未亜

ZOOMS JAPAN 2026 準グランプリ「日常イズワンダー」濱 未亜

濱さんは、東京都在住のセルフポートレイトフォトグラファー。ファッション、マンガ、音楽、映画が大好き。「私の作品は難しいことは何も考えず気軽に見てください。作品を見てから難しい考察をあなたがするのは自由です」

選評 (抜粋)
濱未亜のセルフポートレートは、にぎやかな都市の通りの中に、時に場違いとも思える立ち位置で彼女自身を配置している。周囲の環境と必ずしも一致しないポーズで写る彼女には、どこかユーモアが漂う。時には薄着で挑発的な視線をこちらに向ける一方、別の場面では女子学生や若いビジネスウーマンとして、都市生活に完全に溶け込んだ姿を見せる。金髪から黒髪へと姿を変えながら、彼女は恐れずに周囲の空間を自らのものとし、その自立性を示している。ある意味でこれは、被写体が周囲の環境に影響を与えることを示す実演ともいえるだろう。

サイモン・エドワーズ (審査統括責任者 / Salon de la Photoアートディレクター)