ニュース

「Samsung Galaxy S26 Ultra」を体験してみた! 暗いシーンでの撮影性能が大幅アップ

サムスン電子は、フラッグシップAIスマートフォン「Samsung Galaxy S26 Ultra」を発表。国内SIMフリーモデルを2026年3月12日に発売します。キャリアモデルもdocomo、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4キャリアで同時発売されます。

Galaxy S26 Ultra

 

SIMフリーモデルのSamsungオンラインショップ販売価格は、256GBモデルが218,900円、512GBモデルが246,400円、1TBモデルが299,200円 (いずれも税込) となっています。カラーバリエーションは、コバルトバイオレット、ブラック、ホワイト、スカイブルーの4色展開です。また、Samsung.com限定カラーとして、シルバーシャドウとピンクゴールドが用意されています。

Galaxy S26 Ultra
左から、コバルトバイオレット、ブラック、スカイブルー、ホワイト。なお、キャリアモデルのカラーバリエーションと価格は、キャリアごとに異なります。

 

「Samsung Galaxy S26」シリーズは、単なるスマートフォンの進化を超え、ユーザーの「意図」を先読みし、日常のあらゆる瞬間をクリエイティブかつセキュアに塗り替える「先回りするAIフォン」です。メディア向け先行説明会にて実機を体験できたので、撮影機能を中心に進化をレポートします。

Galaxy S26 Ultra
Sペンは本体に収納可能。

■絞りを改良し進化したGalaxy史上最高峰のカメラシステム

約2億画素の広角カメラと約5000万画素の望遠カメラ (光学5倍ズーム) の絞りを改良し広く設計した、Galaxy史上最高のカメラシステムを搭載。前モデル「Galaxy S25 Ultra」と比較して広角で最大47%、望遠で最大37%も多くの光を取り込み、明るく撮影することが可能になりました。「ライブ撮影ならGalaxy」と言われてきましたが、これにより暗所でのズーム撮影でも一段とクリアでディテール豊かな描写を実現します。

Galaxy S26 Ultra

■さらにクリアで色鮮やかになった「ナイトグラフィービデオ」

Galaxy S26 Ultra
「Galaxy Harajuku」の3Fにあるチームラボで「ナイトグラフィービデオ」を体験しました。

「ナイトグラフィービデオ」機能は、プロセッサの進化により、より正確で高度なノイズ低減処理を実現。夜間のキャンプやコンサートといった薄暗い環境でも、クリアかつ色鮮やかな写真や映像を記録します。

Galaxy S26 Ultra
こちらが実際に「ナイトグラフィービデオ」機能を使って撮影した写真。

■常に水平を保つ「水平ロック機能」

「スーパー手振れ補正」も強化。動画撮影時は、新たに搭載された「水平ロック機能」により、本体を傾けても自動で水平な状態に補正されます。これにより、激しい動きの中でも安定したフレーミングを維持できます。

Galaxy S26 Ultra
「水平ロック機能」がオフだと、本体を傾けると斜めの状態で記録されます。
Galaxy S26 Ultra
「水平ロック機能」をオンにすると、本体を大きく傾けても映像は水平を保ちます。

さらに、Galaxy初となるプロ向け動画規格「APV」に対応したことで、繰り返し編集を行っても画質劣化のない高品質な映像制作ワークフローを実現しました。

■言葉で指示して写真を編集できる「フォトアシスト」

Galaxy AIによる編集機能「フォトアシスト」では、「昼のシーンを夜に変える」「欠けた被写体を自然に補完する」といった高度な編集を、言葉で指示するだけで実行できます。新機能として、写真内の人物の服装を変更してシミを消すといった調整も可能になり、一連の編集作業を段階的に確認できるよう便利に進化しています。

Galaxy S26 Ultra
編集をやり直したいときは、履歴から戻ることもできます。

■モバイル業界初「プライバシーディスプレイ」機能を搭載

「Samsung Galaxy S26 Ultra」には、モバイル業界初となる内蔵型「プライバシーディスプレイ」が搭載されています。これは、従来のような貼り付けるタイプのプライバシー保護フィルムとは一線を画す技術で、ピクセル単位で光の拡散を制御し、視認性を損なうことなくプライバシーを保護します。機能をオンにすると、45°を超える横方向からの視認を制限しますが、ユーザー本人には鮮明で明るい表示を保ちます。

Galaxy S26 Ultra
「プライバシーディスプレイ」は動作やアプリごとに細かい設定が可能。

 

特筆すべきは、そのカスタマイズ性です。PINコード入力時や特定のアプリ起動時など、オンにする条件を自由に設定でき、状況に応じて「通知ポップアップのみを見えにくくする」といった調整も可能です。公共の場でも、プライバシーをピクセルレベルで守るというSamsungの確固たるコミットメントが具現化されています。

Galaxy S26 Ultra
「プライバシーディスプレイ」の設定画面。
Galaxy S26 Ultra
「プライバシーディスプレイ」をフォトギャラリーに設定してみました。こちらは自分から見た画面。
Galaxy S26 Ultra
横から見ると、画面がまったく見えない状態になっています。

■考える前に応える、第3世代の「先回りするAIフォン」

「Samsung Galaxy S26」シリーズは、ユーザーの「意図」を汲み取り、「行動」までのステップを劇的に短縮する第3世代のAIフォンです。スマートフォンを日常使いする中で、Galaxy AIがバックグラウンドで作動し、常に学習して生活をアシストしてくれます。

Galaxy S26 Ultra
Samsung Galaxy S26シリーズ。左から「Galaxy S26」「Galaxy S26+」「Galaxy S26 Ultra」。

 

新機能「Now Nudge」は、状況に応じた最適な提案を行います。例えば、友人から写真の送付を頼まれれば、ギャラリーから該当する写真を自動で提案し、アルバムを探す手間を省きます。また、「Now Brief」は個人の状況に応じて重要なイベントをリマインドし、一日を計画的に過ごせるようサポートします。

Galaxy S26 Ultra
友人からのメッセージに対し「画像を共有」という表示が出て、すでにGalaxy AIが該当する写真を検索していることがわかかります。

検索機能も進化。「かこって検索」は、1枚の画像内にある複数の要素 (ジャケットやシューズなど) を一度にまとめて認識・検索できるようになりました。さらに、BixbyやGemini、Perplexityといった複数のAIエージェントに対応しており、「タクシーを呼んで」といった自然な対話だけで、アプリをまたいだ複雑なタスクを自動で処理してくれます。

■圧倒的なパフォーマンスと強固なセキュリティ

これらの高度なAI体験を支えるのが、専用にカスタマイズされたチップセット「Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy」です。前モデル比でNPU性能が39%向上し、常時稼働するAIのシームレスな動作を実現。GPU性能も24%向上し、没入感のある映像表現を可能にしています。また、新設計のマルチチャネル構造ベイパーチャンバーにより、高負荷な撮影やゲーム時でも安定した動作を維持します。

セキュリティ面では、多層型プラットフォーム「S Knox」に加え、重要なシステム領域にポスト量子暗号技術を採用。さらに、アプリが機密情報にアクセスしようとした際にリアルタイムで通知する「プライバシーアラート」や、AIがユーザーの代わりに電話に一次応答して、不明な発信者を識別する「通話スクリーニング」など、AI時代の新たな脅威からユーザーを保護する機能が統合されています。高機能なスマートフォンをより安全に使用できる体験は、想像を超える新たな日常へと進化しています。

Samsung Galaxy S26 Ultra 主な仕様

カラー コバルト バイオレット、スカイ ルー、ブラック、ホワイト、シルバーシャドウ、ピンクゴールド
※Samsung.com限定
メモリ/ストレージ 12GB/256GB、12GB/512GB、16GB/1TB
OS Android 16
CPU Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy
バッテリー容量 5000mAh
ディスプレイ 約6.9インチ 縦3120×横1440ピクセル
アウト (メイン) カメラ超広角 約5000万画素、広角 約2億画素、望遠 約5000万画素 (光学5倍)、望遠 約1000万画素 (光学3倍)
イン (サブ) カメラ 約1200万画素
防水/防塵 防水 IPX5/IPX8、防塵 IP6X
生体認証 指紋認証、顔認証
外部接続 Wi-Fi、Bluetooth、USB Type-C端子
高さ×幅×厚さ 約164×78×7.9mm
重量 約214g
付属品 Sペン、SIM取り出し用ピン (試供品)、USBケーブル (CtoC)