焦点工房は、中一光学の新しい広角レンズシリーズ「PITTURA (ピトゥラ)」より、ラージフォーマット (中判センサー) 対応の広角単焦点レンズ「PITTURA 30mm F2.4」を、2026年7月31日に発売した。

対応マウントは、富士フイルムGマウントとハッセルブラッドXマウント。希望小売価格は123,000円。焦点工房オンラインストアの直販価格は99,900円 (いずれも税込)。
「PITTURA 30mm F2.4」は、35mm判換算で24mm相当となる84.5°の広い画角、最短撮影距離0.2mの高い近接撮影能力と開放F2.4の明るさを持つMF広角レンズ。広大な風景や建造物の撮影だけでなく、高い近接撮影能力を生かした花や料理、小物などの撮影においても、広角レンズならではの遠近感、ラージフォーマットならではの豊かな情報量により、緻密で奥行きのある表現を可能とする。

■0.2mまで被写体に近づける
本製品は広角レンズでありながら、撮像面から最短0.2mの距離にある被写体まで近づいて撮影可能。花や料理、小物などを画面いっぱいに大きく捉えながら、背景にある風景や室内の雰囲気を広く写し込める。

■開放F2.4から得られるボケ表現
開放絞りはF2.4と明るく、被写体に近づくことで、背景を自然にぼかして、主題を印象的に際立たせる表現が可能。ポートレート撮影においても、ボケた背景を写し込むことで、周囲の空気を残しながら人物を印象的に描写することができる。

■近接撮影から遠景の無限遠まで安定した描写
レンズ構成は、EDレンズ2枚と非球面レンズ1枚を含む12群13枚。色収差や歪曲収差を効果的に抑え、クリアな描写を実現している。高いコントラストと解像感を発揮し、立体感豊かに描写する。
さらに、撮影距離に応じて一部のレンズ群を移動させ、収差を補正するフローティング機構を採用し、近接撮影から遠景まで、安定した描写性能が得られる。

■直感的な操作性を持つコンパクトなMFレンズ
鏡筒には、中央にフォーカスリング、レンズ先端寄りにクリック付きの絞りリングが設けられ、機械式のMFレンズならではの直感的な操作感を味わえる。また、フォーカスリングにはフォーカス距離指標、鏡筒には被写界深度目盛りが刻まれている。
全長は77mm (富士フイルムGマウント用) と短く、質量も約520g (富士フイルムGマウント用) と軽量で、ラージフォーマット機の広角レンズとしては、携行性と取り回しに優れている。


中一光学 PITTURA 30mm F2.4 主な仕様
対応マウント 富士フイルムG、ハッセルブラッドX
対応撮像画面サイズ 中判 (ラージ) フォーマット (44×33mm)
焦点距離 30mm (35mm判換算 24mm相当)
フォーカス MF (マニュアルフォーカス)
開放絞り F2.4
最小絞り F22
画角 (対角線) 84.5°
レンズ構成 12群13枚 (ASPH非球面レンズ1枚、EDレンズ2枚)
絞り羽根枚数 11枚
最短撮影距離 0.2m
フィルター径 58mm
最大径×長さ 富士フイルムG φ81×77mm、ハッセルブラッドX φ73×85mm (マウント部を除く)
質量 富士フイルムG 約520g、ハッセルブラッドX 約513g
付属品 レンズフード、フロントキャップ、リアキャップ