焦点工房は、七工匠のAF交換レンズMAXシリーズより、魚眼レンズ「7Artisans MAX AF 10mm F2.5 Fisheye」を2026年9月9日に発売した。フルサイズに対応し、ソニーE、ニコンZ、Lの3つのマウントが選べる。

本製品は、対角185°の広い視野を持つフルサイズ対応の魚眼レンズ。開放F2.5の明るさを持ち、AF撮影が可能となっている。ピント合わせをカメラ・レンズにまかせ、魚眼らしい被写体へのアプローチ、フレーミングに集中できる。希望小売価格は97,800円。焦点工房オンラインストアの販売価格は79,200円 (いずれも税込)。なお、ソニーE、ニコンZマウント用は9月下旬発送の予定。

レンズ構成は8群11枚。開放F値が2.5と明るいこともあり、非球面レンズ1枚、EDレンズ2枚を使い、各種収差や画面周辺部の光のズレ、解像度の低下を防いでいる。

■AF撮影が可能
ミラーレスカメラ用の魚眼レンズや魚眼ズームレンズでは、AF対応のモデルが当たり前になりつつあるが、中華系のサードパーティー製レンズでは珍しい。AF駆動にSTM (ステッピングモーター) を採用し、静音かつ滑らかなフォーカシングが行われる。静止画だけでなく、動画撮影にも活用できる。

■大胆に近づける最短撮影距離0.15m
最短撮影距離は0.15m。レンズの全長が90mmであることを考えると、レンズ先端から被写体までの距離が非常に短いことがわかる。画面中央の被写体に思い切り近づき、周囲の背景を広く写し込む表現を楽しめる。

■F2.5の明るさで夜景撮影も可能
開放F2.5の明るさを生かすことで、暗い屋内や夜景を撮る際に、ISO感度を低く抑えながら、明るく撮影できる。また、絞り羽根は9枚で、絞り込めば街灯やイルミネーションなどの点光源から18本の光条が生じる表現も行える。

■操作性を高める2つのFnボタン
鏡筒には、フォーカスリングと絞りリング、AF/MF切替スイッチに加え、2つのFnボタンが搭載されている。Fn1ボタンにはカメラ本体から任意の機能を割り当てることが可能。もう1つのFn2ボタンには、フォーカスプリセット機能が割り当てられている。2地点のフォーカス位置を記録し、ボタン操作で切り替えられる。パンフォーカス撮影時のピント位置 (過焦点距離) などを記録しておきたいときに活用できそうだ。

レンズ鏡筒には航空機グレードのアルミニウム素材を使用。大きなドーム状の前玉には防汚コーティングが施され、マウント部にはゴムシーリングを備えている。また、マウント面にはUSB Type-C 端子があり、パソコンとの接続によるファームウェアのアップデートに対応する。
七工匠 7Artisans MAX AF 10mm F2.5 Fisheye 主な仕様
対応マウント ソニーE、ニコンZ、L
対応画面サイズ 35mmフルサイズ
焦点距離 10mm
画角 (対角線) 185°
レンズ構成 8群11枚 (非球面レンズ1枚、EDレンズ2枚)
絞り範囲 F2.5〜F16
絞り羽根枚数 9枚
最短撮影距離 0.15m
フィルター径 - (装着不可)
最大径×長さ E 約φ77×90mm、Z 約φ77×91mm、L 約φ77×87mm (マウント部を除く)
質量 E 約505g、Z 約524g、L 約509g
付属品 前後キャップ、USBケーブル