焦点工房は、フルサイズに対応する七工匠 (しちこうしょう) の準標準レンズ「7Artisans 40mm F2.5 AF」ニコンZマウント用とLマウント用を2026年9月16日に発売した。希望小売価格は35,500円。焦点工房オンラインストアでの販売価格は28,800円 (税込)。

本製品は、フルサイズ対応のAFレンズでありながら、約90g (ニコンZマウント用) の超軽量モデル。自然な40mmの画角と開放F2.5から得られるやわらかなボケ描写が魅力で、コンパクトボディのフルサイズ機と組み合わせれば、常に持ち歩く常用レンズとして最適。

2026年2月26日にソニーEマウント用が発売されており、今回、ニコンZマウント用とLマウント用が追加され、3つのマウントから選べるようになった。


長さ38mm (ニコンZマウント用) のコンパクトな鏡筒に、高屈折率レンズ3枚と非球面レンズ1枚を採用した6群7枚の光学系を搭載。マウント寄りの後群に口径の大きいレンズを配し、前群は口径の小さいレンズを置く構成にすることで、各種収差を抑えてクリアでシャープな描写を実現しつつ、コンパクトなサイズに収めた。

レンズ設計は、解像感だけを追い求めるのではなく、輪郭をほどよくなじませる穏やかな階調表現を意識している。特に絞り開放F2.5では、背景をやわらかくぼかしながら、被写体を自然に際立たせることができる。また、森や林の木漏れ日、街灯やイルミネーションなど、点光源が多いシーンでは、輪郭が強調された玉ボケ、いわゆるシャボン玉のようなバブルボケが見られることが、このレンズの味といえる。

AF駆動にはSTM (ステッピングモーター) を採用。静かで滑らかな動きで素早くピントが合う。動画撮影でもスムーズなAF動作をサポートする。コンパクトな鏡筒には、フォーカスリング、絞りリング (クリック付き)、AF/MF切替スイッチに加え、Fnカスタムボタンを装備。カメラ本体から機能を割り当て、必要な機能・設定を素早く呼び出すことができる。

作例

七工匠 7Artisans 40mm F2.5 AF 主な仕様
対応マウント ニコンZ、L
対応画面サイズ 35mmフルサイズ
焦点距離 40mm
レンズ構成 6群7枚 (高屈折率レンズ3枚、非球面レンズ1枚)
絞り羽根枚数 9枚
開放絞り F2.5
最小絞り F16
最短撮影距離 0.4m
フィルター径 46mm
最大径×長さ ニコンZ 約φ67×38mm、L 約φ67×34mm (マウント部を除く)
質量 ニコンZ 約90g、L 約88g
付属品 レンズフード、前後キャップ、USBケーブル