ケンコー・トキナーは、レンズの前にかざして直接、光学的なカラーエフェクトを生成する撮影アイテム「Lensbaby OMNI Color II」と「Lensbaby OMNI Crystal II」を2026年10月23日に発売した。

「Lensbaby OMNI Color II」は8種類のカラーフィルムと1種類のガラスエフェクトワンドのセットで、価格はオープン。参考価格は10,500円。「Lensbaby OMNI Crystal II」は3種類のガラスエフェクトワンドのセットで、価格はオープン。参考価格は11,980円 (いずれも税込)。
Lensbaby OMNI Color II
8種類のカラーフィルターに、特殊効果を与える「ガラスエフェクトワンド」1種類を加えたセット。カラーフィルターは、ダイヤモンドフィルムと半透明カラーフィルムがある。撮影時に画面へ色彩や幻想的なフレア、ライトリーク (光もれ) 風のエフェクトを加えることができる。

各フィルターは付属のユニバーサルクランプを使用して、「OMNI クリエイティブフィルターシステム」(別売) のマグネットマウントに装着する。クランプを動かし、レンズ前でフィルターの位置や角度を調整可能。ユニバーサルクランプにはハンドルが付いており、マグネットリングを使わずに、手でレンズ前にかざして撮影することもできる。
■ダイヤモンドフィルム (3種類)
反射面と透過面にダイヤモンドパターン (ひし形の凹凸) のテクスチャ加工が施された3色のフィルム。画面に色彩を加え、幻想的なフレアやハイライト、光もれを思わせるエフェクトなどを作り出す。ブルー・ダイヤモンド・フィルム / ゴールド・ダイヤモンド・フィルム / ダークピンク・ダイヤモンド・フィルムの3種類がある。

フィルムを円筒形に曲げ、筒をのぞきこむように撮影すると、中央の被写体をクリアに捉えながら、周囲に幻想的な光と色彩をまとわせる作品に仕上がる。

■半透明カラーフィルム (5種類)
イエロー / オレンジ / レッド / グリーン / ブルーの5種類のカラーフィルター。レンズ前にかざすことで、色かぶり (カラーキャスト) を追加する。画面内に部分的にフィルターをかけてアクセントとしたり、より広い範囲を覆って、全体にカラーエフェクトをかけることができる。

画面に色を加えるだけでなく、光が半透明のフィルターに反射して、像がダブって写るような効果も得られる。

■セプターワンド (ガラスエフェクトワンド)
宝石のように多角形にカットされたクリスタルガラス。レンズの前にかざすと、像を分割して彩度を高め、反射と屈折によりミステリアスな雰囲気の写真に仕上がる。

多角形で構成されたガラス部は、プリズム効果により、内部で光が屈折・反射を繰り返し、光が虹のスペクトルに分解されて、画像にカラーエフェクトをかける。

Lensbaby OMNI Crystal II
形状とその光学的な効果が異なる3種類のガラスエフェクトワンドのセット。従来は画像や映像の編集時に加えていたデジタル合成などの特殊なエフェクトを、撮影時に直接加えることができる。各クリスタル (ガラス) は、画面内の光や被写体を曲げたり、反射・屈折させたり、複製したりする効果を持つ。レンズの前にセットしたクリスタルを回転させたり、角度を変えたりすると、その効果が変化し、さまざまな演出を行える。

なお、本来は「OMNI クリエイティブフィルターシステム」(別売) のマグネットマウントに装着することが想定されているが、単体でレンズ前にかざして撮影することもできる。
■バットワンド
コウモリの羽を広げたような形をしており、効果的に配置された平面部とエッジの波形 (スカラップ・エッジ) の組み合わせにより、被写体を大小さまざまな断片として映し出すことができる。


■リピーターワンド
多面にカットされたガラス面により画像をスライスするように分割し、同じ画像をリピートするようなイメージが得られる。


■メロン・ウェッジ
多面的な形状にカットされたガラス面により、フラクタル (幾何学模様) や多重露光を思わせる複雑な反射や、屈折による幻想的なエフェクトが得られる。プリズムのように光の当たる角度や見る角度により色味が変化したり、複雑に反射が繰り返されることにより像が重なるように生じたり、多元的な歪みを生み出すという。

