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驚異的な高速連写に4K動画 オリンパス OM-D E-M1 Mark II はユーザー待望のハイスペック一眼だ!

フォトキナ2016で開発発表されたオリンパスOM-Dシリーズのフラッグシップモデル「OM-D E-M1 Mark II」が、国内正式発表された。マイクロフォーサーズ規格に準拠したミラーレスデジタル一眼カメラで、121点オールクロス像面位相差AFセンサーを搭載。AF/AE追従で最高18コマ/秒の高速連写が可能という驚異のスペックだ。

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↑M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 装着時

 

最上位モデルにふさわしいハイスペック

ここからは項目ごとに細かくみていこう。

■基本性能
有効2037万画素のローパスフィルターレスLive MOSセンサーと新画像処理エンジン「TruePic VIII」を搭載。Live MOSセンサーは転送速度が従来機種「OM-D E-M1」の約3倍、「TruePic VIII」は画像処理速度が約3.5倍にアップし、フル画素のAF/AE追従で最高18コマ/秒、AF/AE固定で最高60コマ/秒の高速連写が可能になった*。ISO感度はオートでLOW(ISO 64相当)〜ISO 6400、マニュアルでISO 25600まで設定可能。
* 電子シャッター時。メカシャッターではAF/AE追従で最高10コマ/秒、AF/AE固定で最高15コマ/秒。

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↑撮りたい瞬間を逃さず撮影するための新機能「プロキャプチャーモード」の設定画面。ファーストレリーズから20Mの高画素で記録を開始し、セカンドレリーズまでの間の画像を最大14コマ記録する

■AF性能
像面位相差AFとコントラストAFを併用する「DUAL FAST AF」は、像面位相差AFの測距点121点すべてをクロスタイプとすることで、被写体の捕捉性能が大幅に向上した。AF駆動範囲を制限してフォーカス時間を短縮する「AFリミッター」も搭載している。

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↑121点オールクロス像面位相差センサーの測距イメージ

 

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↑AFターゲットモードはオール、シングル、9点グループに加え、5点グループも設定可能になった。スポーツなど動きのあるシーンで、主要被写体の前後をほかの被写体が横切る場合などに有効

■手ブレ補正機構
シャッタースピード換算で5.5段分の補正効果が得られるボディ内5軸手ブレ補正機構を内蔵。「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」や「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」などのレンズ内手ブレ補正内蔵レンズと組み合わせれば、「5軸シンクロ手ぶれ補正」により6.5段分の手ブレ補正効果を発揮する。

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↑写真は「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」装着時

■ボディ
各部にシーリングを施した防塵・防滴性能と、−10℃までの低体温性能を備えている。

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↑約236万ドット・0.74倍(35mm判換算)・最短表示タイムラグ0.005秒の電子ビューファインダーと、3.0型・約104万ドットのタッチパネル液晶モニターを搭載。ファインダーを覗きながら、背面液晶液晶モニターをタッチしてAFポイントを動かすことができる

 

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↑背面液晶モニターはバリアングル

 

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↑ダブルスロットを採用している。スロット1はUHS-II/UHS-I両対応、スロット2はUHS-I対応

 

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↑大容量になったリチウムイオン充電池。従来機種比で約37%容量アップし、1回の充電で約440枚まで撮影可能。充電器も、従来の約半分の時間で充電できるようになった

■動画撮影機能
動画撮影は4Kに対応。5軸手ブレ補正に動画専用の電子手ブレ補正を組み合わせることで、手持ちでの4K動画撮影時も効果的に手ブレを抑制する。

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↑HDMIマイクロコネクター(タイプD)を備え、HDMIモニタリングスルーに対応。外部モニターとして使う「モニターモード」と、外部レコーダーに記録するために使う「記録モード」を設定できる。そのほか外部マイク入力対応のφ3.5ステレオミニジャック、φ2.5ミニジャック、USBタイプCを装備

■その他の機能
0.5ピクセル単位でセンサーを動かしながら撮影した8枚の画像から50M相当の高解像写真を生成する「50Mハイレゾショット」、ピント位置の異なる8枚のカットから画面全体にフォーカスが合った1枚の画像を生成する「深度合成モード」、ワンシャッターでピント位置の異なる最大999枚のカットを撮影して市販ソフトで合成できる「フォーカスブラケット」、光の動きを光跡として撮影できる「ライブコンポジット(比較明合成)」、全レンズで台形補正ができる「デジタルシフト撮影」、完全無音撮影が可能な「静音モード」などを搭載。

あらゆるシーンを想定した充実のアクセサリー

■パワーバッテリーホルダー「HLD-9」
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パワーバッテリーホルダー「HLD-9」(税別 32,500円)も、2016年12月下旬発売予定。背面に十字ボタンや2コントロールダイヤル、2ファンクションボタンを配置し、縦位置でも横位置と同じ操作感で撮影できる。

■大光量フラッシュ「FL-900R」
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防塵・防滴・耐低温設計のエレクトロニックフラッシュ「FL-900R」(税別 80,000円)は、最大ガイドナンバー58の大光量。「OM-D E-M1 Mark II」との組み合わせで、10コマ/秒の連写追従性能を発揮する。2016年11月18日発売。

■マクロ撮影用フラッシュ
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防塵・防滴・耐低温設計の2灯マクロフラッシュ「STF-8」(税別 65,000円)は2016年12月下旬発売予定。2灯発光時はガイドナンバー8.5、1灯時はガイドナンバー6と、マクロ域に適した発光量に抑えているため、露出オーバーになりにくい。

■防水プロテクター「PT-EP14」
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水深60mまでの水中撮影を可能にする防水プロテクター「PT-EP14」(オープン価格/直販価格 税込 145,800円)とマクロ用レンズポート「PPO-EP03」(オープン価格/直販価格 税込 51,840円)は2016年12月下旬発売予定。

■カメラバックパック「CBG-12」
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OMD-シリーズに最適化された高機能カメラバックパック「CBG-12」(オープン価格/直販価格 税込 42,120円)は、大容量ながら機内持ち込み可能なサイズ。大量の機材を長時間持ち運ぶ際にも、体にかかる重さを分散して負担を軽減する。「OM-D E-M1 Mark II」に使われているステンレス鋼のレンズマウントそのものが、エンブレムとして取り付けられている。2016年12月下旬発売予定。

【主な仕様】
●有効画素数 2037万画素 ●撮像素子 4/3型 Live MOSセンサー ●マウント マイクロフォーサーズマウント ●ISO感度 LOW(ISO 64相当)〜ISO 25600 ●シャッター速度 1/8000~60秒、ライブバルブ、ライブタイム、ライブコンポジット ●ファインダー 約236万ドット 電子ビューファインダー [倍率]約1.30倍〜1.48倍 ●画像モニター 3.0型 約104万ドット 2軸可動式液晶モニター(静電容量方式タッチパネル) ●記録媒体 SD/SDHC/SDXCメモリカード(UHS-I・II対応/Eye-Fiカード対応) ●サイズ(幅×高さ×奥行き) 134.1×90.9×68.9mm(突起部を除く) ●質量 約498g(本体のみ)/約574g(バッテリー、メモリーカードを含む) ●付属品 USBケーブル CB-USB11、ケーブルクリップ CC-1、ショルダーストラップ、付属フラッシュ FL-LM3、リチウムイオン充電池 BLH-1、リチウムイオン電池急速充電器 BCH-1 ほか