機材レポート

「E-3体感フェア」でAF追従性能を体感!!『オリンパスE-3』

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ボディと同時発売の「ZUIKO DIGITAL ED12-60ミリF2.8-4.0 SWD」と「パワーバッテリーホルダー HLD-4」を装着したE-3を発見。さっそく触ってみますヨ。う~ん、本気度が高まってくる組み合わせだぁ~!

 先週の土曜日(11月3日)、六本木ヒルズで開催された『オリンパス新製品E-3体感フェア』に行ってきました。「六本木なんて、とんと縁のない街だなぁ」って常日頃から思っていたけど、ボクの自宅から意外と近いのね。携帯電話で検索したら、自宅から六本木までわずか35分だったもの(電車を1回乗り継ぎ)。

 ボクが会場に到着したのは、開始から約1時間後。すでに会場内にはワサワサ(←どういう表現だ?)と人が集まっていて、すぐにはその雰囲気に馴染めない。「これだけ人がいたら、もうE-3には触れないかも…」と思っていたが、会場には相当数のE-3が用意されていたので、会場内を適当にフラフラしていたら、割とすぐに空いてる「E-3+レンズ」を手にすることができたヨ。

 当ブログでも紹介してるけど、E-3にはすでに触って操作してるので、だいたいの感触や雰囲気は手と脳が覚えている。う~ん、やっぱ、視野率100㌫を誇る“ファインダーの出来の良さ”が、いちばん印象が強いかな。あと、ボディ本体や各操作部の、品質・質感の高さもイイ感じですなぁ~。2軸可動式ハイパークリスタル液晶モニターも大きなウリ。「この機能があればライブビューもさらに便利に使えるゼ」とか思いながら、パタパタ開いたり閉じたり、グリグリ回転させたり…もう、やりたい放題。あ、オリンパスの人と目が合っちゃった(苦笑)。んで、その人に聞いてみたら、ハードに操作しても十分に耐えられる設計になってるし、実際のテストもクリアしてきた、とのこと。頼もしい~!

 あっ、会場内の一角に、何やら楽しげなコーナーを発見! モデル撮影のコーナーにスタンバイするお嬢さん…ではなくて(笑)、その隣の隣の「鉄道ジオラマ」のコーナーですがな。素朴な田舎を走るレトロな列車。う~ん、よく出来てマス…。あ、そうじゃなくて! その走る列車を「E-3デ実写シテミマスカ~?」的なコーナーであった。この模型をそれなりにアップで撮るということは「高速で走る列車を、超望遠レンズで大きく引き寄せて撮る」に等しい撮影と言えるのでは? ファインダー内で列車を追いながら、それを実物に置き換えてイメージする。ふ~、このスピード感は予想以上だぞ。こんな速い被写体を、本当にAFで捉えられるんかい?

 ええ、捉えられましたヨ! 直線のいちばん遠いポイントからレリーズ開始。でもって「パシャパシャパシャ」と秒5コマの速度で撮影し続ける。そして、いちばん手前のカーブを曲がって、先頭部がフレーム外に出るまで撮影した。でもって、再生ボタンを押して、おそるおそる部分拡大…。おお~、遠いポイントから最接近ポイントまで、すべてフロント部にピタッとピントが合ってるヨ! くやしいけど、ボクが持ってるE-510には出来ない芸当だろうな。さあ、これは実写するのが楽しみっ!! …でも、いつ借りられるのでしょうかネ(苦笑)。

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『オリンパス新製品E-3体感フェア』の会場は、六本木ヒルズ・森タワー2Fの「hills cafe / SPSACE」。オッシャレーな場所でございました。

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ねっ、イイ感じの鉄道ジオラマでしょ? ここをグールグルと走り続ける列車を、手前に置かれた「E-3 + ZUIKO DIGITAL ED12-60ミリF2.8-4.0 SWD」でAF連写。もちろん、AF方式は「C-AF」で、測距点は中央を選択。ちなみに、カメラを構えてるのは、桃井一至カメラマン。会場で見つけて、無理矢理モデルに抜擢した(笑)。