AF機能はないけれど、露出調節に関してはAFレンズ並の機能を持つ「Aマクロ50ミリF2.8」。デザインやフォーカスリングの操作感などはAFレンズよりもイイかも…。
最大撮影倍率は1:2(0.5倍)。APS-Cサイズのデジタル一眼レフだと、かなりアップで撮れる感じがする。
約1年前、このブログ内の「奈良・実写レポート」がきっかけで『ペンタックスK10D』の購入も決意したボク。でも、実際に購入したのは最近の事…っていうか先週(笑)。どうして、ここまで購入が遅れたか? 最大の要因は“慣れ”かもしれない。仕事柄、ボクはいろんなカメラやレンズを使うけど(編集部がメーカーから借りた機材)、K10Dはいろんな企画で何度も使った。そして、仕事の撮影の合間に、プライベートでも使わせてもらった。…その影響だろうか? すでに自分が所有しているかのような感覚になり、何だか購入意欲が失せてしまった…。ああ、何とも贅沢な原因ですナァ(苦笑)。
どういうワケだか、ボクは“ペンタックス用交換レンズ”の出物に縁がある。特に探していたワケでもないのに「おっ、これは良いモノ! 見逃せませんゾっ!!」というレンズによく出くわす。この「smcペンタックスAマクロ50ミリF2.8」もそんな1本。前枠部分に強くぶつけた痕跡があって(しかも、後から無理矢理直した跡もある)、通常なら手を出さないシロモノである。でも「1万円強」の値段は魅力的だった。実際にカメラに装着してチェックしたところ、フォーカスリングに違和感はないし、ファインダー像も問題ナシ。あと、光学系や絞り羽根なども問題ナーシ! 少し迷ったけど、思い切って買いましたヨ!!
この「Aマクロ50ミリ」以外にも、オモシロくて魅力的なKマウントのレンズを何本かGET。…でも、気がついたら、それを活用できるデジタル一眼レフボディがない事に気づいた。以前使っていた『*istDS』は、今は実家の父が使っている。あのカメラは画素数は6メガと少なめだし、記録形式に「RAW+JPEG」もないし、ちょっと不満点が目立つようになってきたのよネ。そこで「10メガ&「RAW+JPEG」アリ&手ぶれ補正&センサーのゴミ取り」…と、お買い得価格ながら(中古だけでなく新品も安い)ウレシイ機能や仕様が揃っている『K10D』を買ったワケですヨ。特にウレシイのが、Aマクロ50ミリなどの「非AFレンズ」でも、焦点距離を手動セットすると手ぶれ補正が機能する点! そこがペンタックスの「手ぶれ補正」の大きな魅力なのであ~る。
◆ペンタックスK10D Aマクロ50ミリF2.8 Aモード f2.8 1/50秒 -0.3補正 ISO200 WB太陽光 RAW+JPEG(JPEG使用)
◆ペンタックスK10D Aマクロ50ミリF2.8 Aモード f5.6 1/15秒 -0.3補正 ISO200 WB太陽光 RAW+JPEG(JPEG使用)