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デジタル一眼構図&露出大事典 最新版

CAPA&デジキャパ!特別編集

デジタル一眼構図&露出大事典 最新版

2016年7月29日発売

大好評のデジタル一眼大事典シリーズ。誰もが悩む構図と露出について、テクニックを分類してわかりやすく解説しています。基本から表現のバリエーションまで、写真力がアップする301のテクニックを収録。2013年発売の『デジタル一眼構図&露出大事典 改訂版』に加筆・修正した最新版です。用語から撮影テクニックがわかる、便利な逆引きインデックス付き。

  • CAPA&デジキャパ!特別編集
  • A4変型判 オールカラー144ページ
  • ISBN 978-4-05-611119-4
  • 定価 本体 1,400円(税別)定価 本体 1,800円(税別)

主な内容

01 うまくなる構図の基本

構図作りの基本

[001]主題を引き立たせるには入れる要素を絞り込むこと
[002]副題とのバランスや背景を考慮して最適な撮影位置を見つけよう
[003]主題と副題の取り入れ方には3つのアプローチがある

構図作りのテクニック

[004]ズーミングを変えながら背景が写る範囲を調整しよう
[005]角度を付けて被写体に近づくことで変化が付き迫力がアップする
[006]表現したいイメージによって画面の縦位置と横位置を使い分けよう
[007]画面を傾けると変化や動きを出せる
[008]はみ出すように撮ると周囲の広がりが出せる

撮影アングルの生かし方

[009]撮影アングルを変えることで印象や背景を自由にコントロールする
[010]超ローポジションを使えば普段見慣れない目新しい表現が狙える
[011]かわいく撮るならハイアングルが効果的
[012]アングルの調整でじゃまな要素を隠せる

空間の作り方と背景処理

[013]空間を「排除する」「作る」といった操作は主題とのバランスを見ながら判断しよう
[014]空間を作るときは被写体の向きを考慮しよう
[015]人や動物なら視線の方向を開ける
[016]空間の位置を変えると時間を演出できる
[017]空間の位置と大小で開放感や重苦しさを出す
[018]前ボケや後ボケを使い美しい空間を作る
[019]うるさい背景を空間に変えることですっきりした印象にする
[020]主役と背景の「色の組み合わせ」によって印象を変えることができる
[021]背景と主題を同じ色で構成すると一体感が生まれやすい

望遠を生かした構図作り

[022]望遠では大きく写すだけでなく距離感やボケの効果を活用しよう
[023]望遠の「圧縮効果」を利用すると、密度感がアップする
[024]大きく前ボケさせて色つきの「空間」を作る
[025]前ボケをちりばめて幻想的な印象を作る
[026]狭い画角を逆手にとってすべてを見せず画面の外を想像させよう
[027]画角の狭い望遠の特徴を生かしてさまざまな背景を撮り分けてみよう
[028]「引き寄せ効果+ボケ効果」を使って主役だけをクローズアップしよう
[029]「引き寄せ効果+圧縮効果」を利用して密度感をアップさせる

広角を生かした構図作り

[030]広角レンズの特徴を生かすには広さ・奥行き・遠近感を意識しよう
[031]同じものを並べると大きさを強調できる
[032]対角線のアクセントで立体感が出せる
[033]ローアングル+接写で遠近感を最大限に引き出す
[034]超広角レンズで構造物を撮るときは対角線を入れ込むと雄大さが表現できる
[035]高さを強調する構図は樹木の開放感を演出できる
[036]建造物をダイナミックな印象で撮るには思いきり近づいてカメラを傾ける
[037]魚眼レンズの効果はカメラを上か下に向けるとアップする

構図作りのカメラ機能

[038]主題の位置決めやバランスどりにはグリッド線表示が便利
[039]きっちり水平を取るときは水準器を使おう
[040]思いどおりの構図で撮影するためのピント合わせの方法
[041]人物のピント合わせには「顔認識機能」を使うと簡単
[042]極端なアングルは可動式モニターが便利
[043]構図作りをサポートするアイテムを使いこなそう

02 構図パターンの生かし方

基本構図パターンの使い方

[001]「3分割法」を当てはめるとバランスの良い構図が作れる
[002]水平線や地平線を3分割の線に置くと画面に安定感が生まれる
[003]空間を広く取るなら「4分割法」を使おう
[004]安定感を増すには交点と線上を両方使う

構図パターンの種類

[005]複数の被写体を配置するなら対角線やS字上に置いてみよう
[006]「曲線構図」を使うと心地よい流れが生まれる
[007]主役に存在感があれば「日の丸構図」が生きる
[008]「三角形構図」は安定感、安心感が出せる
[009]動感や方向性を表現できる「対角線構図」は建造物や風景など、直線を感じたら使ってみよう
[010]シンメトリーな被写体を見つけたら造形を生かした写真を狙ってみよう
[011]「水平線構図」は線の位置で主題が変わる
[012]森の表現にマッチする「垂直構図」
[013]一歩引いた客観性がありながら鑑賞者の視線を集中させる「額縁構図」
[014]「パターン構図」を使って造形的な面白さを狙う
[015]広がり感やスピード感を引き出してインパクトのある写真にできる「放射状構図」
[016]引き込まれるような描写になる「遠近法構図」
[017]「斜線構図」で、山並みの稜線を切り取ろう

フレーミングの実際

[018]フレーミングのコツは主題が明確になるように無駄を省くこと
[019]「近寄る」「引く」「傾ける」のフレーミングを工夫してバリエーションを撮り分けよう
[020]主題と風景の調和を考えて、横位置・縦位置を撮り分ける
[021]広大な景色は、主題の大きさが印象を決める
[022]主題の要素が多いときは全体から部分へと撮り分けてみよう
[023]スナップのフレーミングはチャンスを予想する観察力が肝心
[024]漫然としたモチーフの中から良い部分のみを切り取ってフレーミングしよう

03 被写体別 構図テクニック

風景の構図

[001]構図の要素を欲張らずに魅力的だと感じた部分を大きく切り取ろう
[002]山肌がわかるような大きさでとらえて空の部分を切り詰めると高さを感じる
[003]点景になるものを画面に入れて対比によってスケール感を引き出そう
[004]頂上を隠すとスケール感が増す
[005]手前を広く入れると奥行きが感じられる
[006]見上げるアングルを利用して巨木の迫力と森の力強さを表現しよう
[007]新緑をアップにするなら枝や幹でバランスをとろう
[008]渓流の流れをテーマに絞って全体と部分を撮り分けてみよう
[009]S字構図でとらえると無駄な空間ができない
[010]悪天候のときには空を入れずにまとめよう
[011]水平線の位置は、伝えたい主題によって変更しよう
[012]「対角線構図」で奥行き感を強調する
[013]望遠で引き寄せて波頭の表情を見せる
[014]点景としての夕日は中心から外し夕日が主題なら中心に置く
[015]岩礁を入れることで海の単調さを防げる
[016]シルエットを用いて画面に変化をつけよう

ポートレートの構図

[017]ポーズに合わせてフレーミングを変えていこう
[018]体のラインや流れを生かしてみよう
[019]手のしぐさに合わせて構図のバランスを変える
[020]顔や目線の方向を意識して空間を作ろう
[021]不安定なバランスで意味ある空間を作る
[022]画面を傾けて動きを演出する

スナップの構図

[023]何気ない日常の中から絵になる被写体を見つけよう
[024]自分で動けば良い場面が見えてくる
[025]構図を決めておき道行く人物を待って撮る
[026]高い目線や低い目線で被写体を探すと変化があって面白い写真になる
[027]写真に動線を取り入れ流れと安定感を作ろう
[028]ヌケのよい場所を選び動きを感じさせよう
[029]遠近感を引き出す構図で、奥行きや高さを表現しよう
[030]通りゆく人物を副題として絡めてみる
[031]陳列された小物類は俯瞰すると面白い
[032]影を主題として構図を作ってみよう
[033]周囲の光景を写し込んで物語を感じる写真にする

テーブルフォトの構図

[034]全体の雰囲気作りに加えて背景のボケも意識してセッティングしよう
[035]被写体の数によって配置を変えるとバランスがとりやすくなる
[036]撮影アングルに合わせて、被写体の置き方を工夫しよう
[037]背景の色や質感を工夫してみよう
[038]映り込みを生かすなら視線を集める工夫を

花の構図

[039]花心が見えている花を主役にして向いている方向を空けるのが基本
[040]まとまって咲いている花はまとめて1つの要素として考える
[041]背景がすっきりしていないときは撮影アングルを変えて良い位置を探ろう
[042]風景を取り入れるときは3分割法で配置しよう
[043]茎を入れるときは対角線に並べるとよい
[044]望遠レンズでクローズアップして背景のイメージを自在にコントロールしよう
[045]主役と背景のボケは重ならないよう配置する
[046]群生する花は色の相性を考えよう
[047]黒い背景にするなら大胆に空間を取ろう
[048]水生植物を撮るときは映り込みを生かそう
[049]目立つ花を主役にすれば散漫になるのを防げる
[050]マクロレンズを使って特徴的部分を見せる

子どもの構図

[051]子どもの目線を基本にしてさまざまな位置から撮影しよう
[052]表情や体の一部を大胆なアップで撮ろう
[053]家族を一緒に入れるときは全員にピントが合うように距離を合わせよう
[054]背景を意識しながら構図を考えよう
[055]子どもの目線を中心に空間の位置を決めよう

鉄道の構図

[056]編成写真は列車の最後尾まで入れ線路下ギリギリまでカットしよう
[057]編成写真の構図作りの失敗しやすいポイントを押さえておく
[058]最後尾が切れるときは木やトンネルで隠そう
[059]SLは煙を考慮して縦構図で狙おう
[060]前ボケで花を入れ季節感を出そう
[061]鉄道をワンポイントにして風景中心の構図にしてみよう

夜景の構図

[062]華やかな部分をフレーミングして暗い部分を入れないのがコツ
[063]丸ボケを入れて華やかさをアップ
[064]角度を工夫して面白さを狙う
[065]映り込みを利用してにぎやかさを出そう
[066]ネオンのピントをずらしボリュームアップする
[067]スローシャッターで動感の要素を入れ込む
[068]カメラを傾けると単調な夜景に動きが出る
[069]花壇の前ボケで夜景に彩りを加える
[070]目立つシンボルは画面の中心から外そう
[071]ビルの谷間でシンメトリー構図を作る
[072]シルエットを入れて光と影を表現する

04 露出決定の鉄則

露出の基本

[001]露出の仕組みを詳しく理解しよう
[002]同じ露出でも絞りを変えると「ボケ描写」を変えられる
[003]同じ露出でもシャッター速度を変えると「ブレ描写」を変えられる
[004]暗い場所で高速シャッターを切りたいときは「ISO感度」を上げよう
[005]ISO感度を上げるほど目立つ「画像の荒れの限界」を把握しておこう
[006]被写体に合った最適な「露出モード」を選択しよう
[007]同じ露出値でも「絞りとシャッター速度の組み合わせ」で表現が変わる

適正露出と露出補正

[008]適正露出を得るためには「露出補正」をしよう
[009]露出を知るためには「露出計」の仕組みを理解しておこう
[010]「白」「黒」「逆光」のときの露出補正はスムーズにできるようにしておくとよい
[011]露出補正が必要か1枚撮ってから判断する
[012]プラス補正したときは手ブレに注意する
[013]露出補正は「見た目どおりの明るさ」にこだわらず「イメージした明るさ」にしてみよう
[014]明暗差を利用して補正するとシルエット表現が容易にできる
[015]正しく補正できるようにモニターを調整しよう
[016]ローキー狙いではモニターより暗めに補正
[017]被写体や撮影スタイルによって露出ステップを変えてみよう
[018]露出の判断がしにくいときは「露出ブラケット」機能を使おう
[019]露出ブラケットは連写を使うと快適
[020]ブラケットの設定順は変更することが可能
[021]明るさの分布がわかる「ヒストグラム」を活用しよう
[022]ヒストグラムの形状を確認して露出補正の目安にしよう
[023]ヒストグラムの形状は均等でなくてもよい
[024]白とびしているときは露出補正しておこう
[025]RGBヒストグラムはどう使えばいい?
[026]「白とび(黒つぶれ)警告」機能でどの部分が白とびしているかを確認できる
[027]ハイキーの表現では主題の白とびを確認
[028]現像やレタッチ時もヒストグラムを確認

測光モードの種類と特徴

[029]被写体や撮影シーンに応じて3種類の測光モードを使い分けよう
[030]「多分割測光」ならカメラにお任せで露出が決定できる
[031]「中央部重点測光」は露出の傾向がつかみやすく慣れると露出補正しやすい
[032]「スポット測光」は逆光時などに被写体の明るさを再現したいとき便利
[033]「顔認識」機能を使うと顔部分の暗さを防げる
[034]「ハイライト重点測光」はドラマチック表現に最適
[035]「中央部重点測光」は測光範囲の調整が可能
[036]露出補正が頻繁なら基準値を変えてみよう
[037]ピントによる露出変化に注意しよう
[038]露出補正は構図を決めた後に行う
[039]AEロックを使うと構図を変えてもOK!

階調補正とHDR機能

[040]表現できない明暗差を理解して各種のカメラの機能で対応しよう
[041]明暗差が大きいときは主題にしたい所に露出を合わせよう
[042]露出補正で対応しきれないときは階調補正を使ってみよう
[043]階調補正機能の効き具合はいったん撮影してから調節しよう
[044]階調補正が適さないシーンもあるのでシーンや表現方法によって使い分けよう
[045]階調補正は、付属ソフトで後からでも調整できる
[046]露出補正と階調補正を組み合わせてイメージに合う明るさに調整してみよう
[047]明暗差が大きいときは「HDR」機能でダイナミックレンジを広げよう
[048]「HDR」機能の効果は後からソフトウェアで適用することができる

05 露出を使った表現方法

撮影モードの使い分け方

[001]4つの「撮影モード」の特徴を理解してどれか1つを使いこなそう
[002]「プログラムオート」はおまかせで撮れるがカメラが決めた設定を変更することも可能
[003]「プログラムシフト」は同じ露出で描写が変わる
[004]「全自動オート」は操作項目が限られる
[005]ボケ表現は「絞り優先オート」で
[006]同じ絞り(F値)でも距離でボケ量が変わる
[007]絞り(F値)の操作でボケ量(被写界深度)をコントロールしよう
[008]動きを表現するなら「シャッター速度優先オート」
[009]シャッター速度を遅くして流し撮りをする
[010]シャッター速度の操作で被写体の動きをコントロールしよう
[011]状況が変わっても同じ明るさで撮りたいときは「マニュアル露出」を使おう
[012]「明るくする」「暗くする」操作の仕組みを身につけておこう
[013]オートモードでの露出値を基準に設定を変更すればマニュアルでの露出合わせも悩まずに行える
[014]狙った所で的確な露出を測るなら「スポット測光」を使おう

写真のイメージを作る

[015]優先させたい撮影意図によって3つの露出を撮り分けよう
[016]1枚のイメージにとらわれず複数の写真表現を試してみよう
[017]「ハイキー」や「ローキー」の表現を使って印象的な写真にしよう
[018]周囲の状況を利用してハイキー、ローキーを作る
[019]極端な露出設定には「マニュアル露出」を使う
[020]イメージを決めるためには「明るさ」と「彩度」を意識するとよい
[021]淡い⇔鮮やかは仕上がり設定で調整
[022]RAW形式で撮っておけば後から仕上がりを変更できる
[023]露出を変えることで「さわやか」「かわいい」「カッコイイ」「渋い」などの印象を作り上げよう

フラッシュ撮影の露出

[024]光の弱い内蔵フラッシュでは撮影距離を考えて撮ろう
[025]背景まできれいに写したいときは「スローシンクロ」を使おう
[026]フラッシュ使用時の夜間の明るさ調整は露出補正ではなく「調光補正」を使おう
[027]逆光時には「日中シンクロ」で前面からの光を補う

ISO感度の応用

[028]ISO感度を調整して高感度と低感度を使い分けよう
[029]手ブレを防ぐためには「ISOオート」にしておくと便利
[030]画質を保つため上限値を決める
[031]明部では高感度によるノイズは目立ちにくいが暗部では目立ちやすくなる
[032]シャッター速度優先オートはISOオートで失敗を防げる
[033]動きが混在するときは手動で感度設定する
[034]素早い動きを写し止めるためには高感度を選んでシャッター速度を上げよう
[035]水の流れを表現したいときは低いISO感度を選ぼう
[036]シーンごとのISO感度調整でその場の動きを写し止める
[037]夜景スナップや室内撮影では低感度にしてブレを生かしてみよう
[038]「ノイズ低減」機能を使うと高感度ノイズ発生が抑えられる

06 被写体別 露出テクニック

風景の露出

[001]明暗差が大きい被写体では階調補正で白とびを抑えつつ明るめにする
[002]マイナス補正+ホワイトバランスの変更で重厚な滝のイメージを作ろう
[003]さわやかな表現にしたいときは大幅なプラス補正をしよう
[004]色濃く見せたいときはマイナス補正する
[005]淡い色の桜はプラス補正で明るくする
[006]明暗差を表現するときは階調補正をオフにする
[007]逆光を生かして“明”と“暗”の対比を狙う
[008]マニュアル露出を使って大幅な補正をする
[009]暗めのマイナス補正で山肌の質感を出す
[010]NDフィルターを使ってスローシャッターにする
[011]作りたいイメージによって露出を撮り分けてみよう
[012]光線状態によって変わる描写を使い分けよう
[013]光線と背景を見極めて露出補正で透明感を引きだそう
[014]PLフィルターは効果を加減して使おう
[015]ハーフNDフィルターで明暗差を吸収する
[016]PLフィルターが活躍する3つの場面を理解しておこう

ポートレートの露出

[017]女性ポートレートはやや明るめの露出で仕上げよう
[018]絞りを開け気味にして背景のボケを調整しよう
[019]光線を見極めながら露出を決めよう
[020]逆光時に顔を明るくするには、レフ板を使おう
[021]室内撮影では窓からの光を活用しよう
[022]動きながら撮るときはマニュアル露出を使おう
[023]マイナス補正が生きるシチュエーションがある
[024]フラッシュの光は天井でバウンスさせよう
[025]子どもや赤ちゃんをふんわりと撮るには光を選んで明るめに仕上げよう
[026]内蔵フラッシュ使用時もプラス補正が有効
[027]露出を固定すればフレーミングが自在になる

スナップの露出

[028]一瞬が勝負のスナップでは素早くシャッターが切れるように準備しておく
[029]雰囲気重視ならフラッシュを切る
[030]曇りのスナップは明るく補正しよう
[031]露出補正を積極的に活用して主役に最適な露出を見つけ出そう
[032]人物を入れ込むスナップはあらかじめ露出と構図を決めて待ち構える
[033]スナップのシルエット表現は逆光となる条件で明るく単純な背景を選んで撮影しよう
[034]多重露出を使って光にボリュームを出す
[035]ブレを取り入れて写真に動きを出そう
[036]超低速シャッターを使って、不思議な印象の写真を作る
[037]「露光間ズーミング流し」で飛び出すように流す

花と小物の露出

[038]背景をすっきりぼかして主題の花が引き立つようにしよう
[039]色重視なら順光、形なら半逆光で
[040]強い逆光を使って2つの表現を狙う
[041]影になる部分を明るく写して、花に透明感を出そう
[042]花の色によって変わる補正量をつかんでおこう
[043]見た目より明るく写すと爽やかな印象になる
[044]小さな花は背景に影響されやすいのでこまめな露出補正で対応しよう
[045]日陰の花を狙ってやわらかな印象にする
[046]マニュアル露出で大胆な補正をしてみよう
[047]明暗差を利用してスポットライト効果を狙う
[048]テーブルフォトの明るいイメージは明暗差を利用して背景を明るくしよう
[049]前面側が陰になるときは、レフ板を使って光を補おう

夕景・夜景の露出

[050]強い夕日をフレーミングするときは白とびせず、色みが残る程度のプラス補正を
[051]シルエット表現はマイナス補正を
[052]マイナス補正で濃い色みを出そう
[053]ハイライト部分が白とびするなら強めの階調補正をかけよう
[054]ギラギラ感を出すには露出補正で引き締める
[055]冬の夕日を入れるならマニュアル露出が確実
[056]夜景をきれいに見せるには絞りを絞り込んでシャープに写そう
[057]光り輝く街の夜景は見た目より明るく撮ると華やかさが出る
[058]表現したいイメージによってプラス補正とマイナス補正を使い分けよう
[059]多重露光で複数のカットを合成しファンタスティックで華やかな印象を作る
[060]長時間露光で水面の反射を増やす
[061]ライトの光跡を写すには長時間露光を使おう
[062]露光中のレンズ操作によってさまざまな面白い効果が出せる
[063]花火の撮影は「バルブ」を使ってシャッター開閉を手動でコントロールする
[064]シャッター速度によって流れる星も止めた星も撮り分けられる

鉄道の露出

[065]「置き露出」を使って列車が来る前に露出を合わせておこう
[066]列車の色は露出に影響するのでそのつどを露出補正値を変えよう
[067]大胆に露出を落として「ギラリ」写真に挑戦してみよう
[068]高速シャッターが必要なら「絞り優先オート」を使う
[069]強めの「階調補正」でシャッター速度を稼ぐ
[070]大きな露出差を利用してシルエット写真にする

RAW現像による露出調整

[071]RAW現像でできる調整機能を知っておこう
[072]画質の劣化を最小限にするには各種補正をRAW現像で行うとよい
[073]現像時の明るさ調整は最小限に止めよう
[074]高感度で撮影した写真の画質が気になったら「ノイズリダクション」をかけよう
[075]「レベル補正」や「トーンカーブ」を使うと全体のコントラスト調整や部分のメリハリを出せる
[076]撮影時に設定した「階調補正」の効き具合は後から調整することができる
[077]画質の劣化のない、「調整レイヤー」を使ったレベル補正で画像を補正する
 

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