撮影地ガイド

透きとおるようなブルーが印象的な青池

十二湖は秋田県との県境に広がる白神山地に点在する湖沼群。なかでも万年筆のインクを流したような深い青色の「青池」の神秘さは格別だ。青池の周囲はすり鉢状の地形で、大きなブナの木が並ぶ。太陽は差し込みにくく、時間帯によって湖水の表情を変える。秋の日はつるべ落とし、暗くなるまでに徒歩約10分のビジターセンターに戻っておきたい。ブナの黄色い落ち葉が浮く青い湖面を、超広角レンズで高いアングルから狙い、青と黄色のコントラストが映える1枚に仕上げることができた。また、手前から伸びる枝によって、奥行きが引き出されている。(宮武健仁
キヤノン EOS 5D MarkⅢ EF20ミリF2.8 USM 絞りF8 1/2秒 ISO1600 WB:太陽光 三脚使用

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