江戸時代の天和三年(1683)ころに建てられた現存天守と隣の二重櫓は、共に重要文化財に指定されている。晩秋の早朝、寒暖差の放射冷却により発生した霧に包まれる「天空の城」を撮影するには、「備中松山城雲海展望台」から、望遠レンズの使用がオススメだ。ただし、シーズン中は多くの人で展望台が埋め尽くされるため、マナーとしては三脚の使用を控えるべきだろう。手持ち撮影に自信がない場合は迷惑にならないように、一脚を使用したい。(畠中和久)
キャノンEOS 5D MarkⅡ EF70~200mmF4L USM+EXTENDER EF1.4xⅡ 絞りF5.6 シャッター1/160秒 ISO250 WB:太陽光