作家・司馬遼太郎に「日本で最も美しい山城」と称されるほど、シーズンを通して変化する姿が美しい。天守は模擬建築だが、周りの雰囲気があるのでさまざまな角度から撮影できるのも嬉しい。また、霧に包まれることでも有名で、寒暖差による放射冷却はもちろん、一年を通して雨上がりにも霧が発生することが多い。256号線の峠道を登る途中、天守が見下ろせるスペースがあり、車一台の駐車と、数人での三脚使用が可能だ。混雑時は譲り合いながら、200~400mmくらいの望遠レンズで撮るのがオススメだ。(畠中和久)
キャノンEOS 6D EF70~200mmF4L USM 絞りF5 シャッター1/15秒 ISO100 WB:オート 三脚使用