元々は徳川将軍家の鷹狩場で、四代将軍家綱の弟で甲府宰相の松平綱重が、海を埋め立て甲府浜屋敷と呼ばれる別邸を建てたのが始まり。その後将軍家の別邸となり、11代将軍家斉のときに、ほぼ現在の庭園が完成したとされる。大手門橋を渡り中に入った内堀広場には、毎年2月中旬~3月中旬にかけて約30万本のナノハナが見ごろを迎える。その背後には汐留エリアの高層ビル群が建ち並び、都会とは思えない景色が広がる。撮影は順光となる午前中がオススメ。(越 信行)
キヤノンEOS 7D Mark Ⅱ EF-S15~85ミリF3.5-5.6 IS USM 絞りF16 1/60秒 ISO400 WB:太陽光
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