金沢城の城下町として栄えた金沢では、江戸時代にたくさんのお茶屋が犀川と浅野川の界隈に建ち並んだ。加賀藩公認の茶屋まちのうち、浅野川の東側に開かれたのがひがし茶屋街で、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、今でも往時を偲ばせる茶屋形式の町屋を残している。写真は、その一角に植えられているヤナギの木。そのヤナギをアクセントに、伝統的な町並みを表現してみた。古い町並みを写すには、しっとりとした雰囲気になる雨の日がオススメ。(越 信行)
ニコンD200 AF-S VRニッコール24~120ミリF3.5-5.6G 絞りF8 1/40秒 ISO200 WB:晴天
撮影地ガイド
雨降るひがし茶屋街
