1325年に開創された臨済宗中峰派の本山。紅葉の名所として知られ、境内には天目カエデと呼ばれる種類のカエデが数多く植えられている。その特徴は、葉が小さく、葉の切れ目が深く、枝から垂れ下がること。惣門をくぐるとカエデのトンネルが始まり、境内奥にある方丈や多宝塔まで続く。紅葉のピークは例年11月上~中旬。この時期、あたり一帯は朝霧がよく発生するので、日が高くならないうちに出掛けるのがオススメ。写真を撮影した日も、幸運にも朝靄のかかったカエデの絨毯が広がる境内に日が差し、美しい光芒が現れてくれた。(越 信行)
ニコンD810 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED 絞りF8 1/125秒 ISO800 WB:晴天 C-PLフィルター使用
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