名古屋城のシンボルである天守は、金の鯱と白漆喰の建造物を、巨石を積み上げた石垣で支えている。その雄大な姿に、誰もがカメラを構えることだろう。しかし、忘れてはいけないのは、防御の要である「堀」を忘れず構図に収めること。天守西側から高さのある空堀ぎりぎりまでカメラを突っ込んで天守を観ると、真の迫力がファインダー越しに伝わるはずだ。金鯱を引き立てる青空をPLフィルターで強調できればさらに良いだろう。(畠中和久)
キャノンEOS 6D TS-E24mmF3.5L 絞りF4 シャッタ-1/500秒 ISO100 WB:太陽光 C-PLフィルター使用