京都・南禅寺の人気撮影ポイントの1つ水路閣。琵琶湖から引かれた疎水（水路）の一部で、南禅寺境内では水道橋となっている。長さは約93m、高さは約13mのレンガ造り。13基の橋脚からなる連続アーチで構成される。アーチが連続する様子を斜めから撮るのが一般的だが、ここでは1つのアーチに絞り、下から見上げるように撮影した。アーチの間からは南禅院の木立と白壁がちらりと見えるようフレーミングし、古びたレンガと青々と茂る木々の葉や草の緑を対比させた。紅葉の時期には周囲のモミジが美しく紅葉する。（小田切裕介）
オリンパスOM-D E-M1 MarkⅡ M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mm F4.0 IS PRO 絞り優先オート F8 1/30秒 −1補正 ISO1250 WB:オート PLフィルター使用