撮影地ガイド

小谷城、兵どもが夢の跡

近世城郭のような天守や櫓がなく、草木が生い茂り、崩れた石垣が歴史ロマンを感じさせる……。その昔、戦国大名・浅井長政の城であり、織田信長に攻め滅ぼされた悲劇の名城「小谷城」。豪壮な天守はなく、今はひっそりと石垣や堀を残す中世の山城だ。分かりやすい被写体ではないため、歴史的背景などを知らないと、ピンと来る人は多くない。山城の雰囲気を出すために、戦国時代の荒々しい野面積(のづらづみ)の石垣と、鬱蒼とした草木を一緒に撮影するのが歴史を感じさせて良いだろう。(畠中和久

キャノンEOS 5D MarkⅡ  RF24~105mmF4 L IS USM 絞り優先オート F9 1/25秒 -0.3補正 ISO400 WB:オート  

2020/3/17 21:15

撮影地のマップ

おすすめのタグから探す