神流湖のすぐ下流に位置する三波石峡。青みがかった岩に白い石英が浮いて見える三波石を産出することで知られている。峡谷の入口に位置する登仙橋からは谷が深く刻まれた三波石峡らしい風景を一望でき、11月下旬の紅葉のころは色づいた木々が間近に迫ってきて華やかだ。橋から上流に向かうと2番から6番までの降り口があり、三波四十八石と呼ばれている石たちを間近に見られる。ごろごろとした岩が積み重なった峡谷で岩と流れ、淵が織りなす風景を切り取りたい。(深澤 武)
ニコンD810 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR 絞り優先オート F8 1/8秒 ISO800 WB:5000K C-PLフィルター使用