室町時代の画僧・雪村が晩年を過ごしたとされる雪村庵の脇に立つ、樹齢400年のシダレザクラ。周囲では雪村梅と呼ばれる梅も咲き、春らしい雰囲気が漂う。背後の緑色の竹林が鮮やかで、桜と組み合わせると印象的な写真になる。桜に近づきすぎると見上げるような形になって空が写り込むため、曇天・雨天時はあえて離れた位置から望遠レンズで桜の美しい部分を切り取りたい。広い駐車場が整備されていて、徒歩数分で桜に辿り着ける。(伊藤亮介)
キヤノンEOS 5D Mark Ⅲ EF70~200ミリF4L IS USM 絞り優先オート F11 1/10秒 ISO100 WB:太陽光