兵庫県の播磨工業地帯の一角に残された天然の干潟が新舞子海岸である。冬至を挟んで前後2箇月間くらい、南東に傾いた日が海岸を照らし、干潟の模様がキラキラと輝く。前述のとおり朝日に染まるのは期間が限られ、しかも、干潟が現れるのは大潮の干潮時のため、撮影チャンスはかなり少ない。干潟の模様は一つとして同じものはないので、その時々の風景を楽しみたい。写真は、海岸べりから撮影したカットだが、この付近には展望台もあり、干潟を俯瞰することもできる。(越 信行)
ニコンD810 AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR 絞りF11 1/320秒 ISO400 WB:曇り 三脚使用
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